「いつか・・・。」
と思っていたのですが
新型コロナウィルスの感染拡大防止対策のため
休業要請を受けているこの期間に私も挑戦してみました。
金(銀)継ぎに挑戦してみました。
あんなに上手く出来るはずがないと言いつつ
「絶対に上手く仕上げてやる!」
と密かに闘志を燃やしていたのは内緒です。(笑)

私の湯飲みは欠損面積が多く
破片が粉々になり再使用出来なかったので
リペアは困難を極めました。
欠損部分を漆で補修しても乾くまで時間がかかったり
パッと見乾いている様に見えても
形を調整する為にヤスリを当てると
補修した部分がまだ乾いていないので
ポロっと丸ごと取れてしまったり。(笑)

調べてみると
漆は湿度が高い方が乾きやすい性質を持っているそうです。
梅雨の時期は最適って事ですよね。
まぁ、そこまで待っていられないので
強制的に霧吹きで水分を含ませる作戦に出ました。(笑)
これが成功して乾燥するまでの時間が短縮出来た気がします。

欠損箇所に漆で補修。
乾燥。
研磨。
最後に銀粉を乗せて完了。
納得できない部分もありますが
何事も経験です。
今回の反省を次回に活かしたいと思いました。