鍛造 結婚指輪(鍛造マリッジリング)
鍛造(たんぞう)工法は、美しさに加えて強度が高く、長年使用する結婚指輪に適しています。
しかし、鍛造という工法には熟練の職人による「匠の技」が必要になります。
どこでも作ることが出来るリングではありません。
・シンプルなデザインが好み、でも他の人とは違う結婚指輪が欲しい。
・日常生活において変形しにくく、付け心地の良い結婚指輪が欲しい。
・高品質で重厚感のある、日本製の結婚指輪が欲しい。
・一生に一度の大切な想い、心のこもったマリッジリングが欲しい。
Emuではオーダメイドによる「鍛造マリッジリング」を自信を持ってお勧めしています。
鍛造 結婚指輪(鍛造マリッジリング)製作工程
※写真等の無断転用・転載はご遠慮ください。
1. デザイン画を元に地金を用意します。
2. ハンマーで叩きリングの形に整えていきます。
3. リングの形に切ります。
4. ロー付け(溶接)します。
5. 時間を掛け丁寧に形を整えていきつつ
高熱で焼入れを行います。
6. 叩きながら更に形を整えます。
7. 成形、焼入れという作業を何度も繰り返し
1本の同じ地金から2本作成します。
8. コンビなので、金の地金でも同様に作成します。
9. やすりで削り形をデザインに近づけます。
10. 大まかな形に仕上げます。
11. 更に仕上げていきます。
12. 指定通りの寸法を確認しながら進めます。
13. 更に地金を研磨します。
14. こうして二本分のリングが出来上がります。
15. ロー付け(溶接)します。
16. 再度やすりで仕上げます。
17. 細かい場所も磨いていきます。
18. 石留めと刻印を入れていきます。
19. 最終的な仕上げ作業。
鍛造(たんぞう)マリッジリングの完成です。
工程に要する時間は、およそ15時間ほどで
実際には数日にわけての作業となります。
様々な行程と作業を繰り返し
熟練の職人が作り上げております。
フルオーダーメイドによる鍛造マリッジリング
Emuが自信を持ってお勧めします。
鍛造(たんぞう)
熱した金属をたたきながら、少しずつ形を整える方法が「鍛造方法」です。
古くから日本刀など、刀工(刀鍛冶)としてこちらの製造方法が用いられてきました。
金属をかなづちなどで叩いたり、曲げたり、圧力をかけて、金属を鍛えながら造形します。
それにより、金属の密度が高くなり、材質に粘り強さと硬さが出てきます。
鍛造法には、一流の職人がつきっきりで手作りする伝統的な鍛造製法とプレス機などの機械を使うプレス式があります。
出来上がりの品物は鋳造製法よりも丈夫で手にしたときの重量感・しっかり感が高く、なめらかで美しい仕上がりになります。
その半面デザイン的な制約が大きく、ストレートのリングになる事が多いです。
曲線や繊細なデザインがどこまで表現できるかは、職人の技量や経験が問われるところです。
鋳造(ちゅうぞう)
ワックスという素材で指輪の型を作り、その型に溶かした金属を流し入れて固める技法です。
硬い金属そのものを加工せず樹脂で形をつくるので、デザイン的な制約はあまりありません。
そのため複雑なデザインでも造形することができます。
また、一度型をつくれば何度でも同じものを製作できるので、費用をを抑えて大量に作ることが可能です。
ただし、金属を高温で溶かして流し込む際に気泡や金属の密度にムラが出来るので、
鍛造製法のリングと比べるとやわらかい傾向にあります。
価格が安く抑えられるのでファッションジュエリーやブライダルジュエリーの大多数は鋳造によるものです。
鋳造製法により、非常に繊細なタイプのリングの作成が可能になりました。
鍛造(たんぞう)は叩いて作成しているため、金属の密度が高くなり丈夫で重量感があるリングとなります。
ただしデザインの面では制約は多くストレートなラインが中心となります、また製作には日数と費用がかかります。
鋳造(ちゅうぞう)はデザイン的な制約はあまり無く自由にデザインでき、費用と製作日数は鍛造より少なくて済みます。
それぞれの特徴を考えた上で、指輪をどうやって作っていくかがポイントになってまいります。
長年使用する結婚指輪には、強度やなめらかな着け心地も大切な選択ポイントとなるでしょう。
いろんな条件をトータルで考えながら、結婚指輪を選んでいく事が重要です。
「design studio Emu」では熟練の職人による鍛造リングもオーダー鋳造リングの作成も可能です。
また費用を抑えたいというお客様にはセレクトマリッジリングをお勧めしております、是非ご相談下さい。