「近日中に実際に乗ってみた感想を・・・」
なんて書いたくせに、既に5月ですね。(笑)
息子がこのホイールの祖国であるフランスに持ち込み
トレーニングからレースまで使った感想や
渡仏する前に私がチョイ乗りした感想を書くつもりでしたが
新型コロナウィルスの騒動でバタバタしてしまい
タイミングを逸してしまいました。
MAVIC KSYRIUM SLEがやって来た!①
仕様等については前回の記事をご覧頂ければ
MAVIC KSYRIUM SLEがどんなホイールなのか
なんとなくお分かり頂けるでしょう。
で、実際に使ってみた感想。
「やっぱりKSYRIUMすげ~!」
でした。(笑)
少しずつ進化してきたとは言うものの
基本設計は旧いモデルですし
このKSYRIUM SLEは2015年モデルですから
最新のホイールとは比較にならないかもしれません。
でも
「やっぱりKSYRIUMすげ~!」
なんです。
では何が「すげ~!」のか。
MAVICのホイールは
ハブの事をとやかく言われがちですが
しっかりメンテナンスされたハブならば全く問題ありませんし
練習用としては文句ないです。
いや、レースで使っても全く問題ないでしょう。
KSYRIUM 125は反ドライブトレイン側のスポークが
トラコンプと呼ばれるカーボンスポークで
路面追従性が向上し
しなやかな乗り心地ですが
KSYRIUM SLEはジクラル素材を使用しているので
かなり硬く感じます。
言い方を変えるとダイレクトな感覚って感じでしょうか。
ガシガシ踏むライダーには適しているでしょう。
ちなみに息子にとっては最高のホイールなんだそうで
とにかく進むホイールという評価でした。
レースで使用するMAVIC COSMIC 40Tよりも
リム重量が重いので巡航能力は高く楽に進むホイールと言えるでしょう。
巡航性能はリムの高さだけでは決まらないという事を
改めて感じました。
特筆すべきはやはり制動力。
ディスクブレーキ化が進むロードバイクの中で
リムブレーキが注目される事は無いかもしれませんが
リムブレーキを使わなければならない状況下では
エグザリットは最強と言えるでしょう。
その真価は雨天時に発揮されます。
とにかく効きます。
雨天時のレース、
周囲の選手はディスクブレーキ、
そんな状況下でも全く問題は無かったそうです。
前輪だけMAVIC KSYRIUM SLE
後輪はMAVIC COSMIC 40T
雨のレースは重量面で不利になったとしても
この組み合わせが安心できるとの事でした。
新型コロナウィルスの影響で世界中が大混乱しています。
一日も早く終息し
全ての人が安心して暮らせる様になる事を祈っています。
そしてまたロードレースが楽しめる世界がやって来る事を
心から願っています。
※あくまでも個人的な感想です。
※MAVIC KSYRIUM SLEは2015年モデルで、現在は販売されていません。