狭い空間に効率良く自転車を保管する方法。

約3年前に投稿した記事。

増えてしまった自転車の室内保管ってどうしてますか?


増えてしまった自転車の保管に困っていらっしゃる様で、

多くの方々にご覧頂いています。

そんな方々にお届けする縦型自転車ラックの第2弾です。



今回はより狭い空間に

効率良く自転車とホイール等々のアイテムを綺麗に収納します。

しかも賃貸ですから壁や天井に傷を付けるわけにはいきません。

もちろん、3年前の方法でも壁や天井に傷を付ける事はありませんでしたが

今回はより慎重に、そして確実に施工しなければなりません。

そこで反則技ではありますが現役のインテリアデザイナーである娘に

設計と施工をお願いしました。

もちろん、家族総出でお手伝いです。



3年前は2✕4材とラブリコを使用しました。

今回も同様にと考えていましたが、

賃貸という事で耐荷重を改めて調べたりしてると

ちょっと不安になったのです。

で、他に適している材料があるのか調べたのですが

どうもカッコ良くないんですよ。

ただ収納するだけではなく、できる限りスタイリッシュに収納したいですよね。

結論。

やっぱり2✕4材とラブリコを使用します。



でも、賃貸だからより安全性が求められます。

なので、圧力を分散させる為に天井と床に2✕4材を挟んでいます。

更に転倒防止のシリコンゴムを挟む念の入れよう。

2✕4材の柱を増やす事で更に強度アップ。

もちろん施工前に「梁チェッカー」で梁の位置を確認。

やみくもに柱を立ててはいけません。



自転車4台とホイール6セットが

省スペースかつスタイリッシュに収納できるラックが完成しました。



ローラー練用のバイクを挟み

反対側の壁にはシューズ、ヘルメット、アイウェア等をディスプレイするラック。

こちらは自転車を収納する訳ではありませんから

2✕4材だけではなく1✕4材も組み合わせ軽量化も行いました。



こちらの方が簡単そうに見えますが、実は難易度高め。

スペースが限られているので、

ある程度形にしてから壁に寄せなければならなかったんです。

それとコスト削減の為に強度がそれほど必要ではない箇所は

ラブリコではなく普通のL時金具を使用しています。

インパクトドライバー慣れしている方々向けの上級編と言えるでしょう。

もちろん天井と床には圧力分散させる為の2✕4材と転倒防止のシリコンゴムは必須。



背面にメタルラスを貼りメカニカルな雰囲気を演出。

本当は木材にアイアンペイント等で塗装して

更にメカニカルな雰囲気にしたかったのですが

木材って塗装すると当然ながら反るんですよね。

それをコントロールするのがプロなんだと思いますが

娘はあくまでもデザイナーであり施工のプロではありませんし

もちろん私達は素人なのでそんな技術もノウハウもありません。

なので潔く無塗装としました。



お世話になっているシューズ、アイウェア、ハンドル、サドル、ボトルをディスプレイ。

眺めているだけでテンション上がりますね。

今回は狭い空間に効率良く各アイテムを詰め込んだので

より秘密基地っぽさが出ました。

まだまだ改良の余地はありますが

ひとまず完成です!

 

※各メーカーさんの各パーツの耐荷重を確認してから作業に入って下さい。

※万が一、作製されたラック(自転車・家屋・家具等も含む)が破損した場合でも一切責任は負いかねます。あくまでも自己責任で作製して下さい。

 
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