麻布十番に住んでいる珈琲好きな友人からのプレゼント。
「麻布珈房」さんのパナマケツァール。
パナマといえばゲイシャの産地として有名ですが
もちろんそれだけではありません。
そんな中の一つがケツァール。
そもそもケツァールとは調べてみるとパナマに生息する
世界一美しいとされる色鮮やかな鳥なんだそうです。
なぜコーヒーに色鮮やかなな鳥の名前を付けたのでしょうか?
それはコーヒーを飲んだ瞬間、
いえ、淹れた瞬間に納得しました。
その香りは色鮮やかな鳥の様に華やかでした。
部屋中に広がる華やかなケツァールの香りは
それだけで幸せになれる気がしました。
ケツァールを口に含む。
その時、コーヒーが果実だった事を改めて認識。
ゲイシャがオレンジやグレープフルーツを連想させる酸味と
チョコレートを連想させる甘味が特徴と言われていますが
ケツァールは更に酸味が強調されていると感じました。
いや、酸味と書くとただ単に酸っぱいだけど勘違いされてしまいそうなので訂正します。
とてもフルーティなんです。
そんなケツァールの特徴を活かした焙煎をして下さったのが「麻布珈房」さん。
1955年創業で、親子3代に渡り麻布十番でコーヒーの焙煎を続けていらっしゃる
老舗中の老舗です。
生豆のまま保存、注文が入ってから焙煎するのは
コーヒーの鮮度にこだわっているからこそ。
そんな「麻布珈房」さんのケツァールは
珈琲好き友人が推めるだけあるなと、納得できる味わいでした。
ありがとう。
ごちそうさまでした。