表現をする為には手段を選ばない姿勢。

今日は2020年5月19日 火曜日。

吉祥寺 design studio Emuは

新型コロナウィルスの拡大防止を目的とした

東京都からの自粛要請を受け

「緩み」なく臨時休業を継続しております。

営業再開の際はこちらでもお知らせ致しますので

もう暫くお待ち頂けると幸いです。

という事で、断捨離&大掃除も継続しています。



こんな冊子が発掘されました。

platinum design of the year 1995



妻がヒコ・ミズノ・ジュエリー・カレッジ時代に開催された

「プラチナ・デザイン・オブ・ザ・イヤー」

に出品したプラチナ900製のブローチが

「スチューデント・プロポーサル」部門で

入賞した証でした。

「これって現品はないの?」

と妻に聞くと

「試作品がどこかに入ってるかも。」

という事で捜索開始。(笑)



発見!

枝をモチーフにしたブローチ。

まずはシルバーで試作して「これなら出来る!」と確信してから

プラチナ900での製作に入ったそうです。

でも、一見それほど複雑な作りには見えないのですが・・・。

妻に聞くと、

1本1本の枝は地金の塊から削り出しているそうです。

「削り出し!?」

と二度も聞いてしまいました。

だって、見た目はワックス使えば簡単に作れそうな気が・・・。

それを敢えて削り出しで製作した理由は

「枝の太さって均一じゃないし、枝分かれしてる部分だって膨らんでたりへこんでいたり色々。それを表現するには削り出ししかない。」

よくよく見てみると、

たしかに枝の太さは均一ではないし

枝分かれしてる部分の表現も恐ろしくなる位リアル。

これはワックスでは表現出来ないな・・・。

主催者であるプラチナギルドと

審査員の皆さんにはその恐ろしくなる位のリアリティと

それを表現する為には手法は選ばない姿勢。

そして、ブローチとしてのデザインとフォルムを高く評価して頂けたそうです。

その時に培った

表現する為には手段を選ばない姿勢は

現在のジュエリー製作にもしっかりと息づいています。

オーダーして下さるお客さまの期待値を越える為に。

 

 

 
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