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先日、京橋のARTIZON MUSEUMに行ってきました。

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旧ブリヂストン美術館には度々足を運んでいたのですが

2019年に改修・改称したARTIZON MUSEUMに行くのは初めてでした。

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当時から大きく変化した内外装に驚きつつ

今回の目的である展示会場へ進んで行きました。

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第59回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展日本館の展示で

ダムタイプが展開したインスタレーションを

アーティゾン美術館に合わせて再現した作品。

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テーマは「時間」「空間」となっていたそうですが

会場にもそんな情報は一切無し。

なんとなくしか予習していなかった私にとって

非常に難解な展示だったのです。

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会場を囲む様に配置された複数のターンテーブルには

ガラス製と推測されるレコード盤が置かれ

坂本龍一氏の呼びかけにより収録された

世界各地の自然な生活音が流れていました。

人々の話し声。

鼻歌。

街中の音。

その場にいれば普通に聞こえてくる音。

以前、ミュージシャンである坂本龍一氏が

「世界を旅してみて耳障りに感じた音は人間が作り出した音でした。」

と、おっしゃっていたのを思い出しました。

今回、複数のターンテーブルから流れていた

世界各地の日常の音には

坂本龍一氏からのメッセージが込められている気がしてなりません。

自分の中でなんとなく理解できた気がしますが

それが正解なのかはわかりません。

もしかたら、私が納得できる答えに到達する事はないかもしれません。

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会場の中央に配置されたLEDパネル。

その下には天井から映し出されるモニター(?)を反射させる様にミラーが設置されていました。

地図の様な

地形の様な映像。

それを解説しているかの様な

はっきりとは読み取れない文字情報。

周囲に配置されたターンテーブルからのアナログ情報とは対象的なデジタル情報。

このギャップを通じて、私達に疑問を投げ掛けている様な気がしました。

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会場の奥にはLEDに囲まれた空間が広がっていました。

これはヴェネツィアには無かった展示なんだそうです。

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時折流れてくる赤いライン。

その赤いラインに文字が触れるとジリジリと音を立てながら消えていく。

これをどう理解するか。

たぶん絶対的な答えは無いのでしょう。

この展示を見た人が見て感じた事。

それが答えなのだと思います。

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そんな中で今の私が感じた事。

何気ない日常。

それを脅かす様々な事象。

全てをデジタル化する事による弊害。

そんな疑問をあえてデジタルで表現する。

時間が経ってからこの文章を読み返した時には

きっとまた違う感じ方をしているのでしょう。

私を取り巻く環境、

そして世界を取り巻く環境が変わっているはずですから。

 

※内容は2023年4月13日に感じた事を文字にしました。後日、加筆・修正させて頂く事があるかと思いますのでご了承下さい。

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