![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2020/11/2020-10-31_18.02.29_copy_1000x750-320x240.jpg)
ダイヤモンドの婚約指輪(エンゲージリング)です。
アンティークジュエリーの魅力に気付いてしまったお客さま。
もちろん、お気に入りのアンティークジュエリーを
普段から愛用していらっしゃいます。
クラシカルなデザインと
優しく柔らかな輝きを放つアンティークジュエリーはとても魅力的です。
そんな良いことばかりの様なアンティークジュエリーですが
唯一にして最大のウィークポイントが存在します。
それは経年劣化による破損の危険性が高い事。
私達はこれまでアンティークジュエリーの修理を数多く手掛けてきましたから
どれだけ破損の危険性が高いかを知っています。
お客さまご自身もアンティークジュエリーが破損してしまい
修理を依頼された経験がおありですから
どれだけ破損の危険性が高いかをご存知です。
ならば、壊れにくいアンティークジュエリーを
新たに作るというのは如何でしょうか?
もちろん、アンティークジュエリーが持っている
歴史そのものを作り出す事は出来ませんが
アンティークジュエリーならではのデザイン
そして独特の雰囲気は作り出す事が出来ます。
もちろん、誰にでも出来る事ではなく
アンティークジュエリーを理解しているデザイナー
匠の技を持つクラフトマン
そしてアンティークジュエリーに対する愛情を持つ
お客さまの心が揃った時に可能となるのです。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2020/08/2020-08-07_20.47.03_copy_1024x768-320x240.jpg)
まずは素材選びから。
アンティークジュエリーにローズカットの宝石は欠かせない存在です。
ローズカットってご存知ですか?
とは言うものの、ブリリアントカットが主役である現代において
ローズカットの宝石を見つける事は簡単ではありません。
長年ジュエリー業界に身を置くものだけが取り扱う事が出来る
特権と言っても過言ではないでしょう。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2020/11/2020-10-31_18.15.56_copy_1024x768-320x240.jpg)
お客さまが選ばれたのはオクタゴンのローズカットダイヤモンド。
0.418カラット。
ローズカットならではの優しく柔らかな輝きは
現代のラウンドブリリアントカットでは表現出来ない魅力を持っています。
このローズカットダイヤモンドを主役に据え
いよいよ作成が始まるのです。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2020/11/2020-11-01_14.27.13_copy_469x625_1-180x240.jpg)
お客さまのご希望を元にデザイン画を起こしました。
ローズカットダイヤモンドを中心に
径で異なる12個のダイヤモンドで周囲を取り巻き。
現代のジュエリーは使いやすさを考慮し
石の高さを抑え低くセッティングしますが
アンティークジュエリーらしさを表現する為
ある程度の高さを出した上でバランスを取りました。
石の位置が高すぎると使いにくい。
しかし、石の位置が低すぎると
アンティークジュエリーらしさが損なわれてしまいます。
そのバランスは細心の注意を払い決定されます。
「なんとなく」ではありません。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2020/11/2020-10-31_18.09.16_copy_1024x768-320x240.jpg)
完成したリングにアンティーク加工を施す事で
長い時間をかけて得られる独特の味をプラスしていきます。
そのさじ加減はクラフトマンのセンスと技術力にかかっています。
これは普段からアンティークジュエリーの修理を手掛けているから知り得るものであり
何も知らないクラフトマンに任せられるものではないのです。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2020/11/2020-10-31_18.07.13_copy_1024x768-320x240.jpg)
指当たりから放射線状に伸び
石座を支える地金の線もアンティークジュエリーを意識し
しっかりとデザインされています。
更にアンティーク加工を施す事で
実際に時を重ねたアンティークジュエリーと同じ味を持つに至っています。
腕はアンティークジュエリー特有の繊細さを表現しており
幅約1.1ミリ~約1.6ミリに設定。
「絞り」と呼ばれる石座に接する部分が最も幅が狭く
下方に行くほど徐々に幅を広くしています。
しかし、最も幅が狭い部分で約1.1ミリというのは
強度面からいえば厳しいと言わざるを得ません。
とは言うものの、アンティークジュエリーの繊細さを表現するには
この幅の狭さは必須なのです。
ではどうするか。
私達には長い時間をかけて培ってきた鍛造製法という技術があります。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2019/09/2019-08-04_14.25.36-320x206.jpg)
地金に火を入れ
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2019/09/2019-08-04_14.24.33-320x211.jpg)
叩き
それを何度も繰り返す事で
圧倒的な強度を手に入れる事が出来るのです。
私達がジュエリーでありながら日用品と位置付けている
結婚指輪で培った経験とノウハウを
このエンゲージリングに注ぎ込みました。
「安心して普段使いが出来るアンティークジュエリーを新たに作り出す。」
今まで考えた事もなかった新たなジュエリーの楽しみ方は
今までアンティークジュエリーのメンテナンス性に不安を感じていた方にとって
一つの選択肢になるでしょう。
最新の技術で作り出されるアンティークジュエリーは
あなたを笑顔にする大切なアイテムです。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2020/06/2020-06-12_16.02.20_copy_1291x969-320x240.jpg)
先日はお忙しいところお越し下さり
誠にありがとうございました。
メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。
またのご来店を心よりお待ちしております。
※ブログはお客さまにご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。
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吉祥寺 婚約指輪 結婚指輪 ブライダルジュエリー「 design studio Emu 」
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-20-7 プレジオ吉祥寺202
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