全てにおいて「上質」を追求したピンクダイヤモンドのリング。

本日のジュエリー。



ダイヤモンドのリングです。

ご覧のとおり、カラーレスのダイヤモンドではなく

天然のピンクダイヤモンドを使用しています。

あえて「天然」と書いたのは

何事も無かった様にトリートのカラーダイヤモンドが

販売されているからに他なりません。

だからこそ、私達は「天然」と表示する必要があるのです。

合計1.75カラットのピンクダイヤモンドは

私達が厳選した上で

作製に入る前にお客様にもルースの状態で

チェックをお願いしています。

出来上がった製品を購入されるのとは違い

オーダーメイドならではの素材から選ぶ楽しさを味わって頂けます。



欧州の石畳がモチーフになったパヴェセッティング。

リング側面までピンクダイヤモンドが

ぎっしりと詰め込まれています。

タガネを用い地金を起こして爪を立てるこの工法は

クラフトマンの技術力の差が顕著に表れます。

似て非なるものはたくさんありますが

その滑らかな肌触りは誰もが出来るものではありません。



「作りの良さは裏から見るとよく分かる。」

私達がまだ若く経験が浅かった頃に

当時のベテランクラフトマンに何度も言われた言葉。

常に見られてる表面を美しく仕上げるのは当たり前。

普段あまり見られる事のない裏面を美しく仕上げる事で

表面上だけの美しさではなく

内面から沸きだす本物の美しさを表現します。

「そんなの過剰品質だよ。そんな事しても、誰もそこまで理解出来る人なんていないよ。」

そう言って笑う人もいるでしょう。

しかし、私達のジュエリーに対する想いに共感して下さるお客様がいらっしゃる限り

この考えを変えるつもりはありません。



リングの裏側。

地金重量を抑えるだけでなく

クリーニング等のメンテナンスを考慮し

地金の「裏抜き」を行っていますが

ただ単に抜いただけではありません。

「裏張り」と呼ばれる工法でプラチナの板を張り

着け心地の良さを追求しています。

もちろん手間が掛かる作業ですし工賃もアップします。

しかし、この一手間をプラスする事で

着け心地が大幅に向上し

ジュエリーとしての資質も大幅にアップします。

ただの板ではなく遊び心も忘れていません。

私達が追求しているジュエリーは

上質なものを求めていらっしゃるお客様に

支えて頂いています。

だからこそ、これまでも

そしてこれからも

理想とするジュエリーを追求し続けます。

 

先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またお会い出来るのを楽しみにしております。
吉祥寺中道通り ジュエリーショップ「 design studio Emu 」
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