雨でずぶ濡れになって辿り着いた池袋。
吉祥寺に戻る前に美味しい珈琲で温まりたいと思い
飛び込んだお店がこちら。

『皇琲亭』さん。
ずいぶん前から気になっていたのですが
なかなかタイミングが合わなくて、ようやくお邪魔できました。
店内の照明が程よい明るさで落ち着きます。
そして店内は珈琲の香りでいっぱい。
更に、しっかり分煙されているのもポイント高いですね。
禁煙室は小さな部屋になっていて特別感があって好きかも。

ヴィンテージ・モカ
『ヴィンテージ』その名のとおりヴィンテージな珈琲豆を使用しているらしく
この日は1994年産のモカだったそうです。
20年モノの珈琲豆で淹れた珈琲は、いったいどんな味がするんでしょう?
興味津々です。
注文が入ってから豆を挽いて
一杯一杯丁寧に淹れる。
そんな作業を見ているのも楽しいですね。
誰かの為に淹れた珈琲ではなく、私の為に淹れてくれた一杯。
ちょっと特別な気がしますよね。
ヴィンテージ・モカが私の目の前に表れました。
強烈な存在感を示す素敵な香り。
口に含んだ瞬間はあっさりしているのに
後から来る重圧な味。
20年もの熟成期間はモカの味をここまで深いものにするんですね。
どういった方法で熟成したかなんて、私の様な素人には分かるはずもありません。
ただ、その20年の歳月が
珈琲を確実に美味しくしてくれたという事だけは分かりました。
池袋で寄り道する場所が増えた気がします。