1971年9月18日に誕生した日清食品のカップヌードル。
生誕50周年なんだそうです。
その生誕50周年を記念し
「八福神」と呼ばれる8種類の定番フレーバーの組み合わせ28種類の中から
ベストな組み合わせとして4種類の「合体カップヌードル」が誕生。
頻繁に食べる事はありませんが
「たまに食べたくなる味」である事は間違いありません。
小学生だった頃にチームの仲間と旧国立競技場に
よくサッカー観戦(当時のJFL)に行っていたのですが
現在(Jリーグ)の様な人気は無くスタンドはガラガラ。
当然ながら余裕で当日券が買えました。
熱気の無いスタンドは冬になると凍える様な寒さ。
ガタガタ震えながら仲間と観戦していました。
ハーフタイムになると購買所へ走り
カップヌードルを購入しガラガラのスタンドへ戻る。
そんな寒空の中で食べた熱々のカップヌードルは
何にも変えがたい美味しさでした。
その時の記憶が心と身体に刷り込まれ
今でも「たまに食べたくなる味」になっているのだと思います。
話がだいぶ逸れてしまったので、本題に戻ります。(笑)
生誕50周年を記念して登場した合体カップヌードルは
「混ぜ合わせて食べると美味しい!」
というSNSでの噂が商品開発の起源になっているそうです。
トライ&エラーを繰り返し辿り着いた答えが今回発売された4種類。
しかもスープの比率は単純に半々の1:1ではないんだそうです。
「カップヌードル&しお」1:2.5
「カレー&シーフード」1:4
「味噌&旨辛豚骨」3:2
「チリトマト&欧風チーズカレー」3:1
4種類を食べ比べ
「たしかに美味しいんだけどオリジナルには敵わない。」
というのが正直な感想。
個人的には「チリトマト&欧風チーズカレー」が好み。
トマトの酸味と甘味。
チリソースの辛味。
カレーのスパイシーさは控え目。
パルメザン、エンタメール、ゴーダの3種類のチーズの香り。
本格的なピッツァにありそうな味わいはお世辞抜きで秀逸。
でも、個人的には40年前の旧国立競技場、
あの寒空の中で食べたオリジナルには届かなかった。
それだけオリジナルが偉大だったという事なのでしょう。
当時、日清食品の社長であり開発者である安藤百福氏が
「紙コップで手軽に食べられるラーメンを作りたい。」
という想いから生まれたカップヌードルが生まれてから50年。
今年(2021年)の8月には世界累計で500億食を達成したんだそうです。
主役の麺はもちろん、
フリーズドライされた具材、
フレーバー、
カップ、
パッケージ等を頻繁にアップデートし
進化を続けるカップヌードルは
これからも私達を楽しませてくれる存在であり続けるでしょう。
※2021年9月現在、吉祥寺周辺で入手できるベーシックな平麺のカップヌードルは20種類でした。