「永遠の愛の証」は必要ないですか？

本日のジュエリー。

「彼女に内緒で婚約指輪を用意したいんです。」

そうご相談頂いたのは桜の花が咲き始めた頃でした。

ご希望を伺い、

私達に何が出来るのかをお話し

ご相談させて頂きながら少しずつ前進。

トータルのご予算から、おおよその枠代を差し引き

ダイヤモンドルース(裸石)のご予算を算出。

そのご予算内で彼が選ばれたのは3つご提案させて頂いた中で

最も大きい(重い)ダイヤモンドでした。

0.392cts.

E

SI2

Good

鑑定書の文字だけに頼らず、

ご自身の目でじっくり選んだ「永遠の愛の証」は

彼女の心にしっかりと伝わった様です。

実は婚約指輪の事は彼女にお話されていたそうですが

「これから大変なんだから、ダイヤモンドは気持ちだけもらっておくね。」

と、断られていたんだそうです。

「いらないって思ってたんですけど、実際に目の前にダイヤモンドが出てくるとやっぱり嬉しかったです。」

そう話されていた彼女の笑顔がとても印象的でした。

デザインは彼女のお好みが100%反映されました。

クラシカルでアンティークジュエリーの様な雰囲気を醸し出したデザインですが

伝統的な技法と最新の技術を組み合わせ

ダイヤモンドを美しく魅せる婚約指輪に仕上がりました。

今回は完全なサプライズではなく

デザインを決める段階で彼女の指の採寸もできたので

初めから間違いないサイズでお渡しできたのもスムーズで良かったですね。