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『天地人 紅の豚 ペイドック』
生産者 : Lou Dumont(ルー・デュモン)
生産地 : フランス・ラングドック
タイプ : 赤ワイン
品種 : メルロ(60%)、シラー(20%)、カベルネ・フラン(10%)、グルナッシュ(10%)
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「紅の豚」というネーミングでお察しの方もいらっしゃるでしょう。
「スタジオジブリ」とコラボしたスペシャルボトルです。
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「スタジオジブリ」のプロデューサーであり
書家でもある鈴木敏夫氏が書き下ろした書。
宮崎駿監督書き下ろしのキャラクター。
これだけの情報だとどうしても
「スタジオジブリ」とのコラボにばかり目が行きがちですが
どんな味のワインなんでしょう。
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グラスに注ぐとフワッとカシスやチェリー等の香りが広がり
期待は高まるばかり。
一口含んでみると最初は軽やかに感じられましたが
その後に広がるジューシーな味わい。
ギュっと詰め込まれた様な凝縮感がありましたが
そこにエグミは感じられません。
それぞれの葡萄が持つ個性がバランスよく感じられ
とにかく繊細なワインという印象でした。
こうなると「スタジオジブリ」とのコラボ以上に
ワイン自体が気になります。
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調べてみると「Lou Dumont」は
日本人醸造家である仲田氏が立ち上げたワイナリーなんだそうです。
学生時代バイト先でフレンチワインに出会い
「自分の手でワインを作ってみたい。」という夢を抱き
単身で渡仏してしまったという凄い方。
いや、何が凄いって夢を抱くだけではなく
それを実現させてしまったというところ。
うちにも「ツール・ド・フランスで勝つ。」という大きな目標を掲げ
高校の卒業式翌日に渡仏した息子がいますが
目標達成させるには様々な困難が立ちはだかります。
それらを克服した上でご自身の目標を達成させた仲田氏には
尊敬の念を抱かざるを得ません。
仲田氏のワインは日本人ならではの繊細で丁寧なモノ造りの精神が表れていて
発酵や濾過等の醸造方法、
使用する樽、
熟成期間を緻密に計算された上で造られたワインなんだそうです。
それを知った上で改めて飲んでみると
その繊細な味わいの理由が理解出来た気がします。
美味しかったです。
ごちそうさまでした!