西荻窪『珈琲職人』トリシューラ

ちょっと時間が経ってしまいましたが

外商から吉祥寺に帰る途中でお邪魔した

『珈琲職人』さん。



扉を開けると珈琲の良い香り。

奥にいらしたご主人が対応して下さいました。

店名を『珈琲職人』としているだけあって

「THE 職人」という雰囲気のご主人ですが

お話を始めると珈琲愛に溢れた会話が止まりません。

ご主人のお話を聞いていると

改めて珈琲は嗜好品なのだなぁと感じました。

で、そんなご主人に

「いつも何を飲んでるの?」

と聞かれ出た言葉が

「モカ」でした。

「では、トリシューラはどう?」というご主人。

初めて聞く名前「トリシューラ」って何でしょう?



ご主人によると『トリシューラ』の原産地は

インド南西部カルナタカ州チクマガール県。

日本に輸入されるインドの珈琲豆はプランテーション農法という

水洗加工されたものですが

『珈琲職人』さんが仕入れているカラディカン農園の豆は

伝統的な天日乾燥で生産されているそうです。

単純に見える天日乾燥、

実は一定の品質を整えるのが大変なのだそうですが

珈琲豆本来の個性を引き立てる製法なのだそうです。

で、そもそも私がモカ好きなのに

何故トリシューラを奨めて下さったのでしょう?

それは「下手なモカよりもモカ!」という事に尽きるそうです。

まるでワインやベルガモットの様な香りはたしかにモカでした。

香りだけでなく飲んでみると甘さを感じ

この豆が丁寧に栽培され上質である事を感じさせてくれました。

珈琲って本当に奥が深いですね。

 

先日はありがとうございました。

また勉強させて下さい。

 

 
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