普段、見えない部分こそ美しくありたいものです。

本日のジュエリー。



お客様からお預かりしたダイヤモンドリング。

8番から9.5番へサイズ直しをご希望です。

リングの構造上、1.5番アップのサイズ直しは問題ありません。

ほぼ真円に仕上げる事が出来るでしょう。

しかし、それよりも気になる部分があります。



2枚目の画像、白い矢印の先をご覧下さい。

石座と腕の繋ぎ目が切れてしまっているのがお分かり頂けるでしょうか?

元々こういうデザインや構造だった訳ではありません。

このリングは型に溶かした地金を流し込んで作られる

鋳造(キャスト)製法なのです。

製造過程で溶かした地金が上手く流れず

生地不足を起こしてしまったのだと思われます。

通常であれば出来上がり後の検品でチェックされ

このまま市場に出てくる事はあり得ないのですが・・・。

このまま使用を続ければ

いつか弱い部分から地金が裂けてしまい破断してしまうでしょう。

私達はこの状態を見逃す訳にはいきません。



生地不足の地金を補い修復を行ってから

サイズ直しの作業に入りました。

リングの裏側であっても

可能な限り丁寧に仕上げを行いました。

こうする事で着け心地が向上するだけでなく

ジュエリーとしての質感がアップして

所有する喜びを感じる事が出来ます。

普段、見えない部分こそ美しくありたいものです。



もちろん、見える部分も入念に仕上げを行う事で新品の様な

いえ、新品以上の輝きを放っています。

ジュエリーは定期的にメンテナンスを行う事で

輝き続ける事が出来ます。

お気軽にご相談下さい。

 

先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

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