結婚指輪を修復しました

本日のジュエリー。



お客様からお預かりしたものですがジュエリー？

こんな形のジュエリーってありましたっけ？



裏側にはブランドロゴとPt950という金性刻印。

そして日付が刻印されています。

そう、結婚指輪だったんです。

原型を留めない程の変形。

お話を伺ったところ、

指輪が抜けなくなってしまい近所の消防署で切ってもらったそうです。

しかもニッパーの様な工具で・・・。



実はこんな専用工具があるんです。



指と指輪に間に工具を滑り込ませるので

指が切れてしまう心配がありません。

ニッパーと違い、切り口が綺麗なので再生させるのも容易です。

私達が作業を行えば指輪の変形も最小限で済みます。

お困りの際は是非声をかけて下さい。



そして、こちらが再生後の姿。

如何でしょうか？

地金が磨り減ってしまっていたので完全に元通りとはいきませんが

とても綺麗になって戻ってきました。

深い傷は残りましたが、このプラチナの輝き如何でしょうか？



くすんでいたリング内側の地金もご覧のとおり。

鏡面研磨を施す事によって着け心地も向上しています。

サイズも2番アップしていますが、

地金が薄くならない様にしっかり地金を足しています。

これでまた長くお使い頂けるでしょう。

 

本日はお忙しいところ誠にありがとうございました。

また何かございましたら遠慮なくお申し付け下さい。