emuのジュエリーはこうして作られています②

さて、昨日の続きです。

既存の型をモディファイして作られたアラベスクのキャップと

K18イエローゴールドの棒状の塊。

ここからですね。

パールペンダントK18イエローゴールドの棒状の塊を

切って叩いて曲げて削って形を整えます。

このデザインを形にする方法としては

シルバーやワックス等で原型を作り

キャスト製法(鋳造)で形にする方法が主流。

今回の様に精製された地金の塊を

叩いて切って曲げて削って形にする手作り(ハンドメイド)は少数派。

でも、あえてこの部分を手作りにしたのは質感を求めたのと

デザイン上強度が必要だったから。

どうしても負荷がかかってしまう部分は

手作り(ハンドメイド)で強度を高めておきたかったんです。

キャスト製法と比べると圧倒的に手間がかかりますが

地金の密度が全く違うため、その強度と質感は大いに違ってくるのです。

もちろんキャップの部分も手作りで出来ますが

今回はパールに合うデザインの型があったので

そちらをモディファイして使用しています。

何が何でも手作りにこだわるのではなく、

キャスト製法でも良い部分は積極的に取り入れていますし

お客様の用途やご要望によって選択するのが良いと思っています。

ですから、今回の様に手作り(ハンドメイド)とキャスト製法の

ハイブリッドジュエリーも大いに存在意義があるのです。

 

だいたいの形が出来たところで

アラベスクのキャップにK18イエローゴールドの棒をロー付けします。

仮にパールを当ててみます。

まだ接着はしません。

なんとなく完成後の雰囲気が分かってきましたね。

この段階でクルリと曲がった部分の長さや角度を調整します。

実際にパールを接着した時のバランスを見る上でも大事な作業です。

で、その調整が終わると地金部分の形状を更に整えていくのです。

少しずつ丁寧に。

 

繊細なデザインですが地金はしっかりと付けています。

コストダウンの為に地金がペラペラのジュエリーが多いですが

地金の厚みは質感にも影響するもの。

ただ単に地金をボッテリ使えば良いというわけではありませんが

ある程度の地金の厚みは必要です。

質感に影響するだけではありません。

必要以上に地金を削られてしまったペラペラなジュエリーは

実用上にも問題が生じるケースが多々あります。

だからこそ、

Emuのジュエリーは地金を必要以上に削る事はしていません。

同じ様なデザインのジュエリーだとしても

質感と耐久性の違いを感じて頂けると思います。

 

さて、明日はいよいよ完成。

どんなジュエリーになったかはお楽しみです♪

 
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