吉祥寺の南口バス通りに佇む1976年創業の老舗カフェ。
「ゆりあぺむぺる」さんに初めてお邪魔しました。
吉祥寺の滞在時間が長い私が「初めて」というのには理由があります。
それは人気店だから。
特に土日の人気は凄まじく
近付くのもはばかられるものがあります。
そんな先入観もあり平日も近付かずにいたのですが
先日お仕事を終えてから通りかかると席に余裕があるではないですか。
思い切ってお店の扉を開けてみました。
店内は1976年当時から時が止まっているかの様です。
ピンクの公衆電話や100年以上前のレジスターが現役で活躍しているのが凄いですね。
それ以外にも私が気が付かないだけで、
きっと他にも当時から活躍しているものがあるのでしょう。
とにかく魅力的な店内で、ずっと眺めていても飽きる事がありません。
ずっと気になっていた店名。
「ゆりあぺむぺる」
どうやら宮沢賢治の詩に出てくる登場人物の
「ユリア」と「ペムペル」に由来しているんだとか。
なんだか妙に納得してしまいました。
写真映えするメニューもありましたが
私は大好きなモカをオーダーしました。
どこのカフェでもモカをオーダーする事が多いのですが
「ゆりあぺむぺる」さんのモカはフルーティでありながら
しっかりとコクがあり美味しいんです。
きっとこのモカも当時から変わらない味なのだろうと
想像しながら飲むのも楽しいですね。
1人でゆっくりとした時間を楽しむのも良し、
親しい友人と当時からの雰囲気を楽しみながらお喋りするのも良いですね。
私はお仕事終わってから立ち寄る事が多くなりそうです。
ごちそうさまでした。
またお邪魔させて頂きます。