残業の合間に珈琲を飲みに行きました。
『武蔵野珈琲店』さん。
吉祥寺駅の公園口を出て
丸井の横をすり抜け井の頭公園に通じる道。
今まで数えられないくらい歩いてきた道なのに
その存在すら知りませんでした。
1982年創業という事なので
私が小学生の頃から続けていらっしゃるんですね。
ブレンド。
私が学生の頃にアルバイトしていた喫茶店のマスターが
「ブレンドって安い珈琲の代名詞みたいなってるけど違うんだよな。看板商品だから店の威信がかかってる。だからこそ試行錯誤してたどり着いた味なんだよ。」
言っていたのを思い出しました。
やや酸味が感じられるものの
どちらかと言えば苦味が勝っているのかもしれません。
しかし、その苦味はただ単に苦いのではなく雑味が取り除かれた苦さ。
よりまろやかな味わいを楽しめるネルドリップによるところも
大いに影響しているでしょう。
オーダーが入ってから一杯一杯丁寧に淹れるブレンドには
「武蔵野珈琲店」さんの誇りを感じる事が出来ました。
珈琲ってなんて美味しい飲み物なんだろうと思ったのと同時に
なんて奥深い飲み物なんだろうと思いました。
ごちそうさまでした。
またお邪魔させて頂きます。