と、会社帰りの娘に手渡された紙袋。
その中には高級感がある木箱。

もしかして・・・

木箱を開けると、
その中には丁寧にラッピングされた何かが入っていました。
その何かとは・・・

ザッハトルテ!
1786年創業の「デメル」のチョコレートケーキは
フランツ・ザッハが1832年に考案した
ウィーンを代表する銘菓です。

チョコレートがたっぷり含まれたスポンジを
アプリコットジャムとチョコレートでコーティング。
このチョコレートはザッハ・グラズュールと呼ばれるもの。
大理石の上で精錬し粒子を丸くするという
高度な技術によって作られているそうです。
濃厚なチョコレートを味わいつつ
ほのかに甘酸っぱい風味がなんとも上品で
学生の時に初めて食べて以来、忘れられない味なんです。

トップに添えられた三角チョコレートの封印には
「正真正銘のザッハトルテ」
という文字が刻まれています。
これはフランツ・ザッハの息子であるエドワードによる署名。
ザッハトルテの歴史を物語っています。
そして、この三角チョコレートも美味しいんです。
「ザッハトルテ美味しいんだよね~。」
と言っていた事を覚えていてくれた娘に感謝。
ごちそうさまでした。