ずっと身に着ける為のシンプルデザインのペンダント。

本日のジュエリー。



お客さまからお預かりしたダイヤモンドのルース(裸石)です。

プロポーズの際にご主人から贈られたもので

一緒にリングのデザインを決めようとしていたそうですが

世界中で新型コロナウィルスが感染拡大してしまい

日本も例外ではありませんでした。

「もうデザインを考える気持ちになれなかったんです。」

ジュエリーの輝きは笑顔を与えてくれるものではありますが

ジュエリーを楽しみたいという気持ちにすらならない時もあるでしょう。

そんな時は、その時が来るまで待つ方が良い時もあるでしょう。

「ゆっくり考える時間があったので色々と考えたのですが、リングじゃなくても良いのかなぁって思ったんです。主人に相談したら身に着けてくれるならどんな形でも良いよって言ってくれたんです。」

そこで急浮上したのがペンダントに仕立てる案でした。

それからはネットで検索の日々。

辿り着いたのは吉祥寺の小さなお店のブログだったそうです。



シンプルなデザイン。

ダイヤモンドをより明るく美しく見せてくれる構造。

「これしかないと思いました。」

爪が無く、ダイヤモンドの周囲を地金で留める工法は

従来からあったフクリン留めと似ていますが

フロートセッティングはダイヤモンドのガードルを地金で挟んで留める事で

地金がダイヤモンドに被る量を最小限に抑える事が可能になりました。

それによってダイヤモンドがフクリン留めよりも大きく見えるというメリットが生まれました。

また、側面から光を採り入れる窓を設ける事ができた為

ダイヤモンドがより輝く様にできたのです。

ご主人から贈られた特別なダイヤモンドをいつも身に着ける方法として

フロートセッティングのペンダントは間違いない選択の一つと言えるでしょう。



どんな時も身に着けていたいというお気持ちを実現させる為に

ネックレスの長さを調整するスライド金具の存在は必須と言えるでしょう。

ジュエリーはファションの一部ですから

全体的なコーディネートを邪魔してはいけないのです。

だからこそ、ファションに合わせてネックレスの長さを自在に変更できる機構は

ずっと身に着ける為に必要不可欠なのです。

「これで毎日身に着ける事が出来ます!」

そう笑顔でおっしゃっていたのが、とても印象的でした。



先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。
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