技術力の高さを気に入って下さったご主人と、シンプルなデザインが気に入って下さった奧さまが選んだダイヤモンドペンダント。

本日のジュエリー。

お客さまからお預かりしたダイヤモンドリング。

お母さまから受け継がれた婚約指輪ですが

どうしたら良いのかわからず

ずっと宝石箱の中で眠り続けていたそうです。

昨年、ご自宅のリフォームを検討するにあたり

「リフォーム」というワードでネット検索すると

ジュエリーリフォームの記事がヒットしたそうです。

「ジュエリーを作り直す事もリフォームって呼ぶんだ～。」

と、ご主人と話していた時に

宝石箱で眠っていたダイヤモンドリングを思い出したそうです。

「家のリフォームついでに指輪のリフォームもすれば？」

という嬉しい提案があったそうです。

「広告や検索順位を上げる為にコストを掛けていないお店の方がコストパフォーマンスが高い仕事をしてくれるんだよ。」

というご主人の言葉を元に探し出したのが

吉祥寺にある小さなお店だったそうです。

「エミューさんは広告にコスト掛けてないですよね～。」

というご主人の第一声にちょっとだけ驚きつつ

私達の仕事を理解して下さっている事が伝わってきました。

お母さまから受け継がれたダイヤモンドは

フロートセッティングのペンダントに生まれ変わりました。

爪が存在せず

ダイヤモンドのガードル部分だけで留めています。

一見するとフクリン留めにも見えますが

ダイヤモンドに掛かる地金の分量が少ないフロートセッティングの方が

影に隠れる事なく大きく美しく魅せてくれる効果があります。

もちろん受け継がれたダイヤモンドに切り欠きを入れたり

穴あけをして傷を付ける事はありません。

ご主人はこの技術力の高さに驚き

大変気に入って下さいましたが

奧さまは究極とも言えるシンプルなデザインに惚れ込んで下さいました。

どんなファッションにも

どんなシチュエーションにもマッチする懐の深さは

実際に身に着ける奧さまにとっては強い味方になります。

「最初のうちは着けるペンダントを悩んだらこれってなりそうだけど、そのうちこれだけになっちゃいそう。」

笑いながらそうおっしゃっていたのが

とても印象的でした。