結婚指輪に後からダイヤモンドを入れる事ってできますか？

本日のジュエリー。



「結婚指輪に後からダイヤモンドを入れる事ってできますか？」

というご質問を頂きました。

私達は既に使っていらっしゃる結婚指輪にダイヤモンドを留めるのだと思っていたのですが

それは間違いでした。

「シンプルなデザインにして、結婚記念日の度にダイヤモンドを1つずつ足していきたいんです。実は他店でも聞いて来たのですが断られてしまいました。構造上の問題で無理なんだそうです。でも諦めきれなくて調べていたらこちらのブログにヒットしました。きっとやって頂けるんじゃないかと思って伺いました。」

目を輝かせながらそうおっしゃっていました。

はい、もちろん可能です。

しかし、初めからダイヤモンドを留める前提で

指輪の幅と厚みを想定した上で指輪を作る必要があります。



留めるダイヤモンドのサイズも初めから決める必要性があります。

そしてダイヤモンドを留めるには指輪に穴をあける必要があります。

穴をあければ当然ながら指輪としての強度は落ちます。

だからこそ、予め高い強度を持った結婚指輪である必要があるのです。



地金に火を入れ、



叩き、

それを何度も繰り返す事で圧倒的な強度を手に入れる鍛造製法は毎日、

そしてずっと身に着ける為に必要な強度を保っています。

もちろん毎年１つずつダイヤモンドを留めても全く問題ありません。



結婚指輪はお二人を繋ぐ大切なアイテム。

だからこそ、しっかりしたものを作りたいというお二人が増えたのだと思います。

そんな皆さまの声に耳を傾け

クオリティコントロールされたジュエリーを皆様にお届けします。



先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。