![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/03/2021-03-28_13.46.16_copy_1152x768-320x213.jpg)
お客さまからお預かりしたダイヤモンドリング。
大切なご家族から受け継がれたもので
このまま引き続き大切に使いたいとの事でした。
しかし、このままでは使えない大きな問題がありました。
それはサイズが24番と大きい事。
そこでサイズ直しとなるのですがご希望サイズは11番。
なんと13番ダウン。
一般的には断られてしまう大幅なサイズ直しです。
出来る限りお断りしない様にしている私達でも躊躇してしまう修正幅。
プラチナの印台部分には地金がえぐれる程の傷が付いています。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/03/2021-03-28_13.51.08_copy_1152x768-320x213.jpg)
リング裏側にもしっかり使われていた痕跡が。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/03/2021-03-28_13.49.26_copy_1152x768-320x213.jpg)
サイズ直し等のメンテナンスが可能なのは
プラチナ、ゴールド、およびシルバーの貴金属のみです。
リング裏側にプラチナならば「Pt900」等
ゴールドならば「K18」等の刻印が打たれていますのでご確認下さい。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/03/2021-03-28_13.56.38_copy_360x270-320x240.jpg)
ほぼ真円に仕上がったサイズ直し。
本来ならばプラチナの印台部分は触りたくない部分ですが
これだけ大幅なサイズ直しになると手を加えざるを得ないでしょう。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/03/2021-03-28_13.44.09_copy_1152x768-320x213.jpg)
もちろん、どこでサイズ直しを行ったか分からない様に仕上げるのが私達流。
ロー目(繋ぎ目)が見えてしまうサイズ直しなんてあり得ませんが
これ当たり前の様で当たり前ではありません。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/03/2021-03-28_13.42.41_copy_1152x768-320x213.jpg)
サイズ直しと同時に仕上げ直しを行ったリングは
新品時の輝きを取り戻しています。
プラチナの印台部分の地金のえぐれはプラチナを盛った上で
改めて仕上げ直しを行っています。
えぐれている部分をそのまま削って仕上げ直しを行うと
地金の厚みが薄くなり質感の低下を招いてしまいます。
「お預かりした時よりも良い状態でお返ししたい。」という
私達のポリシーを具現化した部分と言えるでしょう。
全てのリングが大幅なサイズダウンを行えるとは断言出来ません。
全てのリングが新品時の輝きを取り戻せるとも断言出来ません。
もちろん工賃は安価とはいえません。
しかし、本当に大切なジュエリーであるならば
じっくりと時間をかけて再生の道を選択されてみては如何でしょうか?
私達はご期待にお応えするべく最大限の努力を致します。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/02/2020-06-12_16.02.20_copy_1291x969-320x240.jpg)
この度は弊社をご利用頂き
誠にありがとうございました。
メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。
またのご利用を心よりお待ちしております。
※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。
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