婚約指輪（エンゲージリング）のクラリティグレード

本日納めさせて頂いた婚約指輪。

年明け早々にお二人で一生懸命選んだダイヤモンド。

0.578cts

F

SI1

Very Good

左手の薬指にダイヤモンドが輝いた瞬間、

お二人の笑顔がとても素敵でした。

こんな瞬間に立ち会える私達は幸せです。

ありがとうございました。

末永くお幸せに！



婚約指輪におけるダイヤモンド選びの基準でよく言われているのが

カラーグレードはGアップ

クラリティグレードはVSアップ

そしてカットグレードはExcellent

今回お選び頂いたダイヤモンドはカラーグレードがその基準をクリアしていますが

クラリティグレードもカットグレードもその基準に達していません。

でも、とても美しいダイヤモンドです。

輝きだって文句なし。

クラリティグレードがSI1でしたが、

カーボンと呼ばれるゴマ粒の様な内包物が散っているだけ。

ダイヤモンドの輝きを損なってしまう様な内包物ではありませんでした。

カットグレードはVery Goodでしたが

テーブルのサイズがExcellentの数値より少しだけ外れていただけで

シンメトリーも合っていたので

スコープで覗くとハート＆キューピットが確認できました。

要するに、クラリティグレードもカットグレードも

鑑定書の上での評価が低いだけで、

実際にはとても美しいダイヤモンドだったのです。

しかし、鑑定書の上で評価が低ければお値段はその分リーズナブルに。

その分のご予算をダイヤモンドの大きさ（実際には重さ）に振り分けたのです。

トップグレードならば0.3カラット代のダイヤモンドでしたが

0.5カラット代のダイヤモンドの魅力を感じられた様です。

Gアップ、VSアップにこだわる必要はないと思います。

実際にご覧になって美しいダイヤモンドならば良いのではないでしょうか。

鑑定書の文字を買うわけではありませんから。

しかし、

Gアップ、VSアップではないダイヤモンドを購入するのはリスクもあります。

ダイヤモンドを知り尽くしたジュエラーでないと

分からない事もありますから・・・。

私達は鑑定書の文字だけでダイヤモンドをオススメする事はありません。

実際にルーペで見て頂き、そのダイヤモンドを知って頂く事からはじめます。

一生を共にする事を誓う証であるダイヤモンドですから

じっくりお選び頂きたいと思っております。

お気軽にご相談下さい。