ワンサイドセッティング

昨日納めさせて頂いたジュエリーをご紹介♪

すっかりお馴染みになったつもりでいましたが

まだまだご存知ない方がいらっしゃるみたいなので・・・。

私がジュエリー業界に入った時に生まれたセッティング。

それがワンサイドセッティングです。

通常、ダイヤモンド等の石をリングやペンダントにするには

4本または6本の爪が必要です。

4本爪

しかし、

ワンサイドセッティングというネーミングでお気づきの方もいらっしゃると思いますが

正面から見ると爪が1本しかありません。

しかも、石座と呼ばれる地金で出来た外周部がありません。

このセッティングを初めて見た時は衝撃を受けました。

と、同時に感動しました。

ワンサイド

爪はやや太くなるものの1本しか無いので見た目がスッキリ。

石のキューレットを支える小さな石座があるので安心感もあります。

石自体に穴あけ等の加工をする必要もありません。

そして、石座が無いので石のガードル(側面)が見えていて

石自体の美しさを更に魅力的に見せてくれます。

更には余分な地金が無いので石の側面からも光を取り入れる事ができ

美しい石を更に明るく美しく見せてくれるのです。



今回はお母様から受け継がれたリングをリメイクさせて頂きました。

お母様から受け継がれた大切なジュエリーですが

「身に着けていたいけどデザインが今のファッションとは似合わない・・・。」

というご相談を頂き

石を最大限生かしたシンプルなデザインでリメイクに至りました。

シンプルなデザインですからフォーマルでもカジュアルでも

どんなファッションにも似合いますね。

また、シンプルなデザインは流行に左右されない懐の深さも魅力です。



受け継がれたジュエリー。

デザインが今のファッションに似合わないからとしまい込んでおくのは・・・。

リメイクして使ってあげる事によって、石も喜んでくれるでしょう。





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