神田万世橋『mAAch ecute』

交通博物館が取り壊されてから何年経ったんでしたっけ？

昨日、久しぶりに近所に用事があり歩いたら・・・。

いつの間にか立派なビルが建っていました。

そして噂には聞いていましたが、いよいよ開業するそうです。

『mAAch ecute』

１９１２年開業の旧万世橋駅。

東京駅が出来るまでターミナル駅として賑わっていた駅です。

中央線の起終点駅でもありました。

現御茶ノ水駅と神田駅の中間に位置しており

今でもプラットホームがそのまま残されています。

もちろん、

現在の中央線はそのプラットホームを何事もなく通り過ぎて行きますが

歴史を感じられる場所だったんですよね。

その旧プラットホームに花壇を作ったりして

寂しく見せない工夫（？）をしていた様ですが中途半端感は拭えず。

ちょっと残念な感じでもありました。



しかし、神田万世橋ビルの開発とともに

旧万世橋の再開発も行われていたんですね。

それがようやく形になったみたいです。

新旧文化の融合。

口で言うほど簡単ではないですよね。

きっと新しく施設を作った方がコストも低かったりするんじゃないでしょうか？

でも、あえて旧い施設を残しつつ再開発した事は素晴らしい。

なんでも新しくすれば良いってもんじゃありません。

旧き良き分化は残すべきです。

煉瓦は開業当時のまま。

一時落書きが酷くて心が痛んだりしましたが

現在は綺麗に修復されていました。

貴重な文化財ですから大切にしたいですよね。



万世橋側から『mAAch ecute』を望む。

親水デッキが設けられ、ここでビールが楽しめる模様。

そして旧プラットホームはカフェになるそうです。

日本一走る電車に近いカフェなんだそうです。

そりゃそうですよね、プラットホームなんですから。

鉄分が抜けきった私ですが、なぜかワクワクします。

まだ少し鉄分残ってるのかな？（笑）