新潟県の糸魚川市。
年に2回も自転車で行っていると親しみを感じるものです。
そして、それは宿泊するホテルの窓から見える姫川も同じ。
糸魚川で見る姫川の川幅は広く水量も多い。
そんな姫川の源流が白馬で見られるとは思いませんでした。
国道沿いにひっそりと佇む看板。
何度も通ってきた道ですが、今まで気がつきませんでした。
どちらかというと『姫川源流茶屋』の方が目立ってますからね。
ここに立ち寄らなければ私達は気が付きませんでした。
看板から200mほど歩くと湿原らしい雰囲気の道に。
ウッドチップが敷き詰められているものの
湿原ですからぬかるんでいる箇所があちらこちらにあります。
スニーカーなら全く問題なく歩ける程度ですけどね。
看板から10分ほど歩くと整備された遊歩道が現れます。
マイナスイオンたっぷりで気持ち良いですね。
どうやら姫川の源流はこれです。
透明度が高い!
下流の水量からして、
もっと雪解け水がバシャバシャ流れてきているのかと思っていましたが
実際には地下から優しく湧き出てきた水ですね。
元々は青木湖が源流だった様ですが
地滑りがあった時に堰きとめられてしまったそうです。
なので、現在の源流はこちらの親海湿原ということになるんだとか。
しかし、この湿原の水源は青木湖の水が漏れているなんていう説もあり
イマイチはっきりしないそうです。
全長60kmの姫川。
かつて糸魚川翡翠の採取地でもありました。
私にとっては地元の多摩川と同じくらい親近感があります。
そんな姫川の源流を見る事ができ、ますます身近な川となりました。
いつまでも美しい川であってほしいですね。