![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/07/2021-07-26_22.38.17_copy_1152x768-320x213.jpg)
お客さまからお預かりしたダイヤモンドリング。
お母さまから受け継がれたものですが
このリングに使用されているメレーダイヤモンドをご自身ではなく
お嬢さまが身に着けていられる様にリフォームをご希望でした。
リフォームにおいて最初の作業が石外し。
石を傷付けない様に慎重に作業を行う必要があります。
ある意味、新たに作るのと同じくらい難易度が高い作業と言えるでしょう。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/07/2021-07-26_22.48.09_copy_1152x768-320x213.jpg)
石外しが完了。
全てのメレーダイヤモンドが同じサイズだと思っていたのですが
実際に計測してみると微妙にサイズが異なる事が判明。
一粒一粒ゲージで計測し、サイズごとに分別する作業を行いました。
分別作業が終わった時点でお客さまと相談させて頂き
リング中央に一番大きなサイズを配置し
両端に向かい小さくしていく
グラデーションのエタニティリングを作成する事になりました。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/07/2021-07-26_22.42.13_copy_1152x768-320x213.jpg)
計測されたメレーダイヤモンドを両面テープに貼り
職人さんが石留めの順番を間違わない様にします。
この石組みと言われる作業がとても大切で
ただ単にサイズ順に並べているわけではありません。
色、透明度、輝きを揃えてあげる必要があるのです。
この作業がジュエリーの美しさを左右するほど大切だという事は
ご存知ない方が多いはず。
地味で手間が掛かる作業ですが
この石組み(石合わせ)は私達には必要不可欠なのです。
もちろんコストを下げる理由で石組み(石合わせ)を行わない事を
否定するつもりは全くありません。
しかし、私達の選択肢には存在しないという事です。
何故か?
それはジュエリーが好きだからに他なりません。
自分達が本当に身に着けたいと思えるジュエリーだけを
皆さまにお届けしたいと考えています。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/07/2021-07-31_12.43.32-180x240.jpg)
メレーダイヤモンド全てのサイズが異なるグラデーションの為、
メーカーさんが持つ既存の空枠は存在しません。
匠の技を持つクラフトマンがハンドメイド。
唯一無二の存在はお孫さんに受け継がれたのです。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2021/04/2021-04-05_17.02.22_copy_1261x946-3-320x240.jpg)
先日はお忙しいところお越し下さり
誠にありがとうございました。
メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。
またのご来店を心からお待ちしております。
※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。
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吉祥寺 ジュエリー修理&リフォーム「 design studio Emu 」
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-20-7 プレジオ吉祥寺202
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