「ARTISAN/アルチザン」TTバイクピンブローチが発進しました。

本日のジュエリー。



自転車専門誌「BICYCLE CLUB/バイシクルクラブ」様と

design studio Emuの「ARTISAN/アルチザン」のコラボレーションにより生まれた

TT(タイムトライアル)バイクピンブローチです。



従来型のピンブローチがスタンダードなロードバイクだったのに対して

「BICYCLE CLUB/バイシクルクラブ」様とのコラボ商品は

息子がプロを目指すきっかけになった全日本選手権で使用した

TT(タイムトライアル)バイクがモチーフになっているのがポイントです。



息子がワックスで原型を作製。

必要なパーツを切り出し

曲げ

ワックスペンを使い接合していくのですが

これ、実は難易度高めです。

私には出来ません。(笑)



切削加工やCADを駆使すれば

こんな緻密なデザインも正確に再現出来るのですが

あえて人間の手で作る意味は

機械では表現出来ない「味」なのだと思います。

もちろん本職のクラフトマンが持っている技術力と

自転車選手である息子が持っている技術力には大きな差がありますが

それぞれが持つ「味」は異なる魅力があると言えるでしょう。

逆に切削やCADにしか実現出来なかったり

クラフトマンが手掛けると時間がかかり過ぎて

非効率的になり過ぎてしまう場合もあります。

その辺りを総合的に判断し

どの工法を駆使するか決定するのも私達の仕事と言えるのです。



悪戦苦闘の末に完成したワックス原型。

これを壊れない様に細心の注意を払い

キャスト(鋳造)工場へ持ち込みます。



キャスト(鋳造)から上がったシルバー原型。

これを量産可能な形状に細部を仕上げて行きます。



今回クランクの中央に輝くのは3月の誕生石でもあるアクアマリン。

アクアマリンの中でも息子が好きな濃いめのブルーを選んでいます。

全て同じ様に見える小さなアクアマリンですが

実際には真円ではないものがあったり

色ムラがあったり

カット面の数が少なかったりするものがある為

1つ1つピンセットでつまみルーペでチェックを行ないます。

このソーティングと呼ばれる作業は私達がプロデュースするジュエリーでは

絶対にかかせないものです。

ちなみに画像にあるアクアマリンの中から選んだのは5個だけ。

私達自身が本当に欲しいと思えるものだけを

皆さまにお届けしたいと思う気持ちは

どんなプロダクトであっても変わりません。



厳選したアクアマリンをクラフトマンが4本の爪で留め

仕上げを行い完成となります。

従来型同様に薄型キャッチを使用していますので

使い勝手が良いのも変わりません。

TTバイクピンブローチを身に着け

サイクリストである事をさりげなくアピールしてみませんか?

 

※「BICYCLE CLUB/バイシクルクラブ」様と「ARTISAN/アルチザン」がコラボレーションしたTTバイクピンブローチはFANQフェス限定商品となります。

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