息子が愛媛国体に東京都代表として参加しました。
初めての国体は息子にとって高校生最後の大会。良い形で締めくくってほしいと思っていましたが・・・。
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まずは松山競輪場で行われたトラック競技。
チームパーシュートは予選落ち。
即席のチームで練習量が少なかったので
仕方がないのかもしれません。
チーム競技は
個々の力だけで勝てるほど甘くないんです。
続いて個人種目のポイントレース。
トラック競技ではメインにしてきた種目で
センバツ、インハイ等々、結果を残してきただけに
今回は頂点に立つチャンスが十分にあったはず。
しかし、レース前にアクシデント。
予備機材がホイールも含め、
完全な状態でトラック内に持ち込まれていなければ
選手はウォームアップエリアに入る事が出来ない?
結果、ほとんどアップ出来ないままスタート。
チームパーシュートの時にも感じていた調子の悪さと
アップ時間が確保出来ないという要因が重なった結果は
マイナス1ラップで予選落ち。
途中、脚が廻らないながらも
意地でポイントを取りに行きましたが焼け石に水。
惨敗。
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心拍も落ち着かず非常に苦しかった様です。
今まで予選落ちなんてした事無かったポイントレース。
しかもラップされるというか屈辱的な負け方。
この時点で息子の精神状態は崩壊していたはず。
しかし、2日後のロードレースまでには体調を戻し
強い心を取り戻す必要があります。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2017/10/DSC_3586-320x180.jpg)
ロードレース当日の天候は晴れ。
浜風がやや強かったものの
気持ちの良い秋空が広がっていました。
大三島の特設コースを3周回、
合計で120.1kmのコースが戦場です。
アップダウンはありますが平坦区間も多く
息子に勝機ありと思われるコースレイアウト。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2017/10/IMG_6631-320x213.jpg)
1周目。
5~6名の逃げ集団が出来るものの
メイン集団はそれを容認。
2周目。
逃げ集団にメイン集団からの追走で逃げ集団は10名前後に。
タイム差も開きましたがメイン集団は静観している様子。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2017/10/IMG_6646-320x213.jpg)
最終周回。
メイン集団が逃げ集団を一気に飲み込みます。
もちろん息子もその中にいましたが・・・。
突然目眩の様な症状に襲われるのと同時に
今までに経験した事の無い様な酸欠状態に陥ったそうです。
集団から大幅に遅れ完走するのがやっと。
ゴール後は酸欠の為かフラフラ。
こうして息子にとって高校生最後のレースは
呆気なく終わってしまいました。
トラック競技も含め、
不甲斐ない結果で終わってしまった事に対し
「応援して頂いた多くの皆さんに結果で恩返しが出来なかった。」
という気持ちでいっぱい。
では、これからどうすれば良いのでしょうか?
それは、やはり結果で恩返しするしかないのだと思います。
高校を卒業後、世界へ挑戦する息子。
そこで一歩一歩確実に前進し、
しっかりと足跡を残して行く事が
応援してくださる皆さまへの恩返しになるのだと思います。
今日からオフに入った息子。
まずは病院から。
しっかりと体調を戻すところから始めよう。
基礎部分がグラグラしてたら
いくらハードなトレーニングを重ねても強くはなれない。
焦らず、じっくりと確実に進めば良いよ。
主催者の皆さま、
引率して下さった東京車連の皆さまと先生、
機材面で支えて下さった皆さま、
そして応援して下さった全ての皆さまに感謝。
ありがとうございました。
息子はロードレースをメインに
大きな目標に向かって自転車競技を続けて参ります。
今後もご指導ご鞭撻頂けると幸いです。