![リメイク前](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2016/09/DSC_1486-320x180.jpg)
お客様からお預かりした某海外ブランドのリング。
![リメイク前](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2016/09/DSC_1488-320x180.jpg)
大きなムーンストーンを2本の腕で支えている構造です。
とても斬新で素敵なデザインですね。
しかし、問題発生!
石座がムーンストーンの底を支えてるだけで
石の側面をガードするものが何もありません。
万が一、リングを何かにぶつけてしまったら大変ですね。
![リカット前](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2016/09/DSC_4574-320x240.jpg)
起こるべくして起きてしまった割れ。
右手前に見える傷が、ぶつけてしまった時に出来た傷。
赤い印しが付いてる部分は石を腕で留める際に出来た傷。
こんな時は石をリカットするしかありません。
![リカット後](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2016/09/DSC_4629-320x240.jpg)
石の高さ(深さ)をなるべく残しつつリカットしてもらいました。
カラーストーンは石の高さ(深さ)によって色が変化してしまうので
なるべく高さ(深さ)を残す様にリカットしてもらいました。
![リメイク中](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2016/09/DSC_1661-320x180.jpg)
石をリカットしている間に枠(リング)のリメイクも同時進行。
石座の側面が無かった事により石を守れなかった。
ならば石座の側面を作ってあげれば良いのです。
そうする事により石が剥き出しにならず
石が傷ついてしまうリスクを軽減してくれます。
爪も石に負担がかからない通常の4本爪に変更しました。
と、簡単に書いてますが・・・。
かなり大幅な構造変更なので、職人さんは大変だった様です。
素材はK18ホワイトゴールドでしたが
海外のものは割金の成文が違うのか、異常に堅い!
しっかりとした技術を持ち、経験を積んだ職人さんでなければ
今回のリメイクは不可能だったでしょう。
それほど今回のリメイクは難易度が高いものでした。
![リメイク後](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2016/09/DSC_1750-320x180.jpg)
リメイク後の姿。
リメイク前の姿と比較して頂いても違和感の無い仕上がりです。
しかし、確実に使い勝手は向上し
安全性も格段に上がっています。
もちろん、ムーンストーンは硬度が高い宝石ではありませんから
ぶつけない様にお使い頂きたいという前提は変わりませんが
リメイク前よりも確実に使いやすくなっています。
これならば一緒にお出かけする機会がぐっと増えそうですね!
先日はお忙しいところお越し下さいまして
誠にありがとうございました。
またのご来店を心よりお待ちしております。
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