2015年がラストイヤーとされていましたが、
2016年もまだ営業を続けてくれそうな感じですね。
だからといって残された期間は確実に少なくなっています。
行きたいお店はたくさんあるけれど
確実に抑えておきたいお店がありました。

それは『吉野屋1号店』です。
1899年に日本橋魚市場に登場した『吉野屋』は働く男達のお店でした。
栄養価が高く早く安く食べられる牛丼はまさに働く男達のエネルギー源でした。
東京大震災で日本橋魚市場が崩壊し、
その後に築地場内市場が誕生すると同時に『吉野屋1号店』も築地に。
そして、更に豊洲へと移転する予定の『築地1号店』
「肉の質が他店舗より上質。」
なんて言われていたり
「1号店ならではの裏メニューがある。」
なんて言われていますが、その真相はいかに。
普段『吉野屋』の牛丼を食べる事が少ないのですが
確かめる意味でも行っておくべきだと思いました。

『吉野屋1号店』の牛丼。
実は他店舗との違いを確かめる為に
1週間ほど前に通常店舗の牛丼を食べてみました。
その上で『吉野屋1号店』の牛丼を食べてみた感想。
えっ?何これ??
なんだか美味しく感じる・・・。
気のせい?
スタッフの方々の対応も市場ならではの活気あるものでした。
そして、ガラス窓からは市場の活気溢れる光景が広がっています。
そんなシチュエーションがあるから美味しく感じたのかもしれません。
『1号店』だけが特別な素材を使ったり
特別な調理法を用いているとは考え難いですもんね。
でも、『1号店』にしかない何かが確実にあると感じました。
その何かを豊洲の新店舗は引き継ぐ事が出来るのか、
ちょっと気になります・・・。