うっかり書き忘れるところでした。
先日、息子のレースで群馬県に行った時のお話です。
全力で力を出し切った息子は腹が減った様です。(笑)
近場で何か美味しいものがないか探したところ、あるじゃないですか。
レースの会場からクルマで約30分も走れば栃木県佐野市。
栃木県佐野市といえば、佐野ラーメンが有名ですよね。
私が子供の頃によく両親に連れて行ってもらった記憶があります。
たしか麺が縮れていて、昔ながらのラーメンだったはず。
で、どこに行くか・・・。
佐野ラーメンを名乗るお店はたくさんあります。
でも、どうせ食べるなら元祖と呼ばれるものが食べたい。
調べたところ、昭和5年創業の『宝来軒』さんが元祖なんじゃないかと。
間違っていたらゴメンナサイ。(笑) 佐野ラーメンの特徴である縮れ麺は
“青竹打ち”と呼ばれる製法で麺が打たれています。
『宝来軒』さんの店頭でも行われていましたが
青竹の下に生地を置き、それを麺打ち職人さんが青竹に片足を乗せ
ピョンピョン飛び跳ねながら麺を打っていくという独特なもの。
たしかにコシが強く出そうな方法ではあるけれど
職人さんの疲労度は半端ないはず。
心して食べなければ・・・。
親子2人でラーメン大盛りをオーダー。
レースを終えた息子はまだしもカメラマンの私は食べすぎか?(笑)
目の前に出されたラーメンは昔ながらのラーメンで
私が子供の頃に見た佐野ラーメンそのもの。
見た目性能半端じゃないですね。
更に凄いのは香り。
鶏がらと野菜をじっくり煮込んだからこその素敵な香りがタマリマセン。
味はもちろん文句なし。
そして、佐野ラーメンの特徴でもある麺。
手打ちだからこその太さのばらつきが食感に変化があって良いんです。
それがコシがある部分とワンタンの皮の様にフニャフニャしてる部分が
入り混じっていて絶妙な食感を生んでいる気がします。
遠い記憶の彼方にあった佐野ラーメンですが
すっかりその美味しさを思い出してしまいました。
また行きたい!
いや、また行くぞ!!