ガーネットのリングをリペア(修理)します。
![ガーネットリング](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2014/06/dcf7b95f91b98ef611e9fc4d470d99fb-320x240.jpg)
石が一つ落ちちゃってますね。
ガーネットは流通量が多い石ですから
サイズと色とメイクをきちんと合わせれば
違和感なく修理(リペア)ができるはず。
で、どんなメイクなのかルーペで眺めてみると・・・。
「おぉぉ!石の先端が尖ってる!!」
現在流通している宝石ってテーブルと呼ばれる広いファセット(面)が
石の表面の中央に設けられています。
しかし、お預かりしたリングのガーネットにはテーブルがありません。
「もしかして、裏表をひっくり返して留めてる?」
と思い、ルーペでリングの裏から石の状態を確認。
裏側も尖ってる・・・。(汗)
![ガーネット](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2014/06/811e9d6e9182d810a252bcc81a348ad7-320x233.jpg)
もしかしてローズカット?
アンティークジュエリーではよく見られるカットで
ダイヤモンドがブリリアントカットになる前の姿でもあります。
以前、私が見た事あるダイヤモンドのローズカットとは微妙に違いますが
カットが進化する過程で何種類か存在した様なので
そのうちの一つだと思われます。
今となっては珍しいローズカット。
しかもガーネット。
まずは珍しい石を扱っている色石屋さんに問い合わせましたが
「いやぁ、それは探すの無理じゃない?」
とか
「今は研磨してないからルースの状態で探すのは無理だよ。」
とか
「原石から研磨しちゃった方が良いですよ!」
なんて答えばかり。
かなりピンチ・・・。
それからは色石を扱っている業者さんを隅から隅まで
ローラー作戦です。
しかし、その努力も虚しく最後の色石屋さんに。
「ここで無かったら研磨するしかないなぁ。」
と決死の覚悟で聞いてみると・・・。
![ガーネットリング](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2014/06/cd386782011637d4bd91621a11e4309c-320x240.jpg)
ありました!
「アンティークジュエリーの修理用に研磨したものの予備なんですよ。」
という事で快く分けて頂く事ができました。
この時代のガーネットって色が濃い目なのですが
色もほとんど同じものが揃えられたのでラッキーでした。
如何でしょうか?
石落ちした箇所が分からないですよね?
石留めは私達が信頼する職人さんのお任せしているので安心です。
仕上げも綺麗ですね~。
タイトルに
「希少な宝石も探します!」
なんてカッコつけて書いていますが実は相当焦ってました。(笑)
でも、とても勉強になりました。
ジュエリー業界に入り22年が過ぎましたが
まだまだ勉強ですね。
ジュエリーのリペア(修理)ならお任せ下さい。
まずは状態を拝見してから大まかなお見積もりを致します。
お気軽にご相談下さい。
※修理可能なジュエリーは
プラチナ・ゴールド・一部のシルバー製のみとなります。
予めご了承下さいませ。
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吉祥寺 ジュエリー修理&リフォーム「 design studio Emu 」
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-20-7 プレジオ吉祥寺202
TEL:050-3696-2666
お問い合わせ、ご来店お待ちしております。
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