譲り受けた宝石と一緒に過ごす時間を増やす事ができるのが、ジュエリーリフォームのメリットの一つです。

本日のジュエリー。



お客さまからお預かりしたダイヤモンドのリング。

「祖母から譲り受けたものなんですが、このままの形で残しておいた方が良いでしょうか?」

そんなご相談を頂きました。

たしかに譲り受けたままの姿で残しておきたいというお気持ちはわかります。

そのままの姿で身に着ける事が出来るなら。

立て爪と呼ばれる大きな爪が特徴のリングは過去に大流行した時がありました。

しかし、現代においてはファションに合わせ難く

大きな爪がお洋服に引っ掛かる事もありますから

ほとんど見る事がなくなりました。

これに加え、ご相談下さったお客さまは

普段リングを身に着ける習慣がなく

このままでは宝石箱で眠り続ける事になりそうです。

そこでペンダントへのリフォームをご提案させて頂きました。



最後までスタンダードな4本爪と悩まれた結果

お客さまが選択されたのはシンプルなルックスの

フロートセッティングのペンダントでした。



ダイヤモンドのガードルを挟んで留めるフロートセッティング。

一般的なフクリン留めよりもダイヤモンドを地金で隠さずに固定できるので

本来のサイズ感に近い状態で楽しんで頂けます。

側面からもたくさんの光を取り込む事ができるデザインは

ダイヤモンドをより明るく美しく見せてくれるのです。

シンプルなデザインはどんなファションにも

どんなシチュエーションにもマッチしますので

いつでも一緒に過ごして頂く事ができます。

譲り受けたままの形ではなく

使いやすい形に変える事で一緒に過ごす時間を増やす事ができるのが

リフォームのメリットの一つと言えるでしょう。



先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。
⇒ ジュエリーの修理&リフォームのご案内
⇒ ジュエリーの修理&リフォームの実例
吉祥寺 ジュエリー修理&リフォーム「 design studio Emu 」
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-20-7 プレジオ吉祥寺202
TEL:050-3696-2666
お問い合わせ、ご来店お待ちしております。
タグ: | | | | | | | | | | | | | | | |
パーマリンクURL: https://emu-jewelry.jp/2022/03/28827/