エンゲージリング(婚約指輪)を贈る意味。

本日のジュエリー。



お客さまからお預かりしたダイヤモンドのルース(裸石)です。

お母さまから譲り受けたもので

エンゲージリング(婚約指輪)へお仕立てご希望でした。

「実は父がベルギーに単身赴任していた事があって、帰国する際に母に購入したものらしいんです。」

しかし、お母さまはそのダイヤモンドをジュエリーに仕立てる事をせず

ずっと眺めて楽しんでいたんだとか。

「幼かった頃に何で指輪にしないの?って母に聞いたのを覚えています。その時は今に分かるわよって言って教えてくれませんでしたが・・・。」

時は過ぎ、先日フィアンセをお母さまにご紹介された時に

「このダイヤモンド、身に着けてくれる?」

そうフィアンセにお話されながら出てきたのが、

あの時のダイヤモンドだったのです。

「本当はエンゲージリングを作らないつもりでしたが、母からダイヤモンドを贈りたかった理由を聞かされ気持ちが変わりました。」

その理由は「フィアンセを家族として受け入れた証」なのだそうです。

日本では「一生の愛を誓う証」として贈られるエンゲージリング(婚約指輪)ですが

「家族として受け入れた証」という考え方は

欧州では古くからスタンダードな儀式と言える様です。

この考え方、日本でもここ数年で急激に広まっている様に感じるのは

私の気のせいではないでしょう。



ダイヤモンドを贈られるフィアンセである彼女。

実は密かに憧れのデザインがあったんだそうです。

それがミルククラウン。

ミルクを垂らした時に飛び散る滴が

まるで王冠の様に華開く瞬間があります。

その姿は高貴でありつつ

たまらなくかわいらしい姿でもあります。

このミルククラウンはdesign studio Emuのheritage collectionにもラインナップされており

根強い人気があるデザインでもあるのです。



あの時のダイヤモンドが

エンゲージリング(婚約指輪)になりました。

これから先、お二人を繋ぎ止めてくれる存在として、

そして家族を一つにする存在として

彼女の左手で輝き続けるでしょう。



エンゲージリング(婚約指輪)には

その存在意義がある事を改めて感じました。

これからもdesign studio Emuは

エンゲージリング(婚約指輪)を必要とされるお二人の

そしてご家族の想いに

誠心誠意お応えしていきたいと思っております。



先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。
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