塚原萌子『つむぐとき』ガラス展

まだまだ肌寒い日が続く3ヶ月前のお話ですが

ガラス作家「塚原萌子」さんの個展

『つむぐとき』にお邪魔してきました。

独立前に勤めていた

フランス系ジュエリーブランドの上司と夜な夜な呑み歩いた

神楽坂のお店を横目に見ながら

辿り着いたのは「ギャラリー坂」さん。



緊急事態宣言は解除されていた時期ですが

徹底した感染対策を行った上で開催されていたので

安心して作品を拝見できました。



これまで塚原萌子さんの作品と言えば

蓋付きの作品が秀逸で印象深かったのですが

今回の個展「つむぐとき」では実に様々なコンセプトの作品が展示されていて

その多様性に驚きました。



そんな中でも私達の心に刺さったのがこちらの器。

同じフォルムで様々な手法、

様々な素材を用い個性が与えられていました。



深い海を連想させる深く美しい藍色は

眺めているだけで気持ちが落ち着きます。

その上に輝く銀箔は器を美しく魅せる為の脇役として

静かに輝きを放っています。

この厳かな美しさが凄く好きです。



もう一つ、一目惚れして連れ帰ったのがピアス。

こちらは地中海の海を連想させる様な

鮮やかなブルーイッシュグリーンが

ガラスの中に閉じ込められています。

その時によって色の入り具合が異なり

様々な表情を見せてくれるところもお気に入り。

天然の宝石とは異なる美しさを持っていると言えるでしょう。



「密」を避ける為、

ぐるっと一回りして会場を後にしましたが

正直なところ時間が足りなかった・・・。

一点一点、その作品の表情を楽しめる時が再び戻って来ると信じ

次の機会を待つ事にします。

https://instagram.com/xglassxmoex?utm_medium=copy_link

注目のガラス作家「塚原萌子」さんの情報は

インスタグラムでチェックできますので是非!

 
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