壊れてしまったセーフティ金具って修理できるんですか?

本日のジュエリー。



お客さまからお預かりしたイエローゴールドのバングル。



バングルの落下を防ぐ為のセーフティ金具が折れてしまっています。

拡大して見ると折れてしまった金具の断面に

「ス」と呼ばれる鋳造時に発生した気泡がそのまま残り

空洞化してしまったのが確認出来ます。

空洞化は地金の強度を下げる事になります。

これが折れてしまった要因の一つである事は間違いないでしょう。



今回はロー付けで修理対応とさせて頂きました。

しかし、折れた断面を見る限り鋳造品質が良いとは言えないので

今回修理した箇所以外が破断する可能性もあります。

その時は思いきってセーフティ金具を

新しいものに交換した方が良いかもしれませんね。



元々の風合いを損なわない様に慎重に仕上げ直しを行い

作業は完了しました。



先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。
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