ジュエリーのオーダーメイドって難しいですか?

本日のジュエリー。

デザイン画

オーダージュエリーのデザイン画。

このデザインに決まるまで、数パターンのデザインをご提案させて頂きました。

その中からお客様が選ばれたデザインを製図。

製図を起こす事で構造や微妙なカーブをお客様に確認して頂けますし

製作にあたるクラフトマンにも正確に伝える事ができます。

私達はデザイン画をデザイナーが描くのは当たり前だと思っていましたが

最近は当たり前ではない様です。

全てCAD(キャド)に頼ってしまっていたり、

中にはだいたいのデザインを描くだけで、

細部はクラフトマンに丸投げなんてデザイナーも存在するそうです。

人間の手で描く事で微妙な曲線を表現できます。

まだまだコンピューターでは表現できない部分があるのもまた事実。

だからこそ、私達は優しく柔らかなラインを描く事ができる

手描きのデザイン画にこだわり続けているのです。

オーダージュエリー

手描きのデザイン画を元に

卓越した技術を持つ職人が地金の塊を曲げ、削り、

忠実に形にしていきます。

メインストーンのピンクダイヤは

ガードル部分を地金で抱え込む様に留めています。

フクリン留めにも見えますが、

なるべくピンクダイヤが地金に隠れない特殊な留め方です。

腕の部分とピンクダイヤの段差も無く、とてもスムーズなラインが特徴です。

パヴェセッティング

腕部分にはカラーレスのダイヤモンドが石畳(パヴェ)の様に敷き詰められます。

まずはその為の下準備で地金に穴をあけていきます。

予め爪を立てないパヴェセッティングは、

ダイヤとダイヤの間に爪を起こす分の地金を残しておく必要があります。

しかし、安全マージンを確保しすぎて間を空けすぎると

ダイヤモンドがぎっしりと敷き詰められた様には見えず

なんとなく「間が抜けた」状態に見えてしまいます。

それをギリギリまで間隔を詰める事が出来るのは優れた技術を持った職人のみ。

誰もが出来る技術ではありません。

私達が石留めをお願いしているクラフトマンは、

間違いなく世界でもトップレベルだと確信しています。

仕上げ

石留めが全て終わり、最終的な仕上げに入ります。

何段階にも分けて仕上げ作業を行う事で、

金属であっても優しい肌触りを実現する事が出来るのは

クラフトマンが心をこめて作業をしているからこそ。

仕上げ

大量生産の様に誰かの為に作るのではなく、

オーダーして下さったお客様の為に作るという気持ちが大きいのです。

オーダージュエリー

出来上がったリング。

0.192cts

Fancy Deep Orangy Pink

I1

 

0.155cts

Fancy Deep Orangy Pink

SI1

 

ピンクダイヤは色・形・輝きともにパーフェクト。

ずっと眺めていても飽きる事がありません。

 

腕部分に敷き詰められたカラーレスダイヤは0.6cts以上。

ダイヤとダイヤの隙間をギリギリまで詰めたパヴェセッティング。

もう、これ以上隙間を詰める事は不可能でしょう。

“神業”と言っても差し支えないレベルで

25年以上ジュエリーに関わり続けた私達でさえ、見ているだけで鳥肌が立ちます。

 

お客様の指先で輝くリングは自然な佇まい。

フィット感も、あの着け心地の良い結婚指輪のノウハウを注ぎ込んでいるので

着けている事を忘れさせてしまうほど。

だからこそ、普段使いとしてオンでもオフでも使って頂けるのです。

エミューのオーダーメイドジュエリーはパーティだけで使うジュエリーではありません。

ずっと一緒にいてほしいジュエリーなのです。

 

 

 

 

 

 
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