PINARELLO ROKH
![PINARELLO ROKH](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2015/11/IMG_3244-320x213.jpg)
極上の乗り心地でロングライドを楽しませてくれるモデルです。
だからこそ、戦いの場がハイレベルになるほど
戦闘機として使うには少し厳しいかもしれません。
もちろん、その特性に合わせた走りをすれば良いのですが
アタックに対応しなければならない場面だと
一瞬反応が遅れてしまう事があるそうです。
![PINARELLO ROKH](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2015/11/IMG_3251-160x240.jpg)
それはこのシートステイに理由がありそうです。
ROKHは快適性を重視したセンチュリーライドジオメトリーを採用しています。
PINARELLOの特徴であるONDAはシートステイには採用していません。
だからこそ、アタックする様な走りだと一瞬貯めがあってから加速する。
その後もやみくもに踏んでも加速しません。
ジワジワと優しくペダルに力をかけてあげると気持ち良く加速します。
ROKHは生粋のレーシングバイクではありません。
ONDAのシートステイを持つ私のDOGMA2とは比較にならないくらい
素晴らしい乗り心地を持っています。
300kmサイクリングの時は息子のROKHを借りて走りたいくらいです。
しかし、乗り心地の良さはレースでも生かされます。
特に距離と時間が長くなるレースでは、
その乗り心地の良さが脚を温存してくれるのです。
![PINARELLO ROKH](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2015/11/IMG_3253-160x240.jpg)
フロントフォークはPINARELLOのアイコンであるONDA
下りでの安定感はPINARELLO共通のもの。
安心して突っ込んでいけます。
直進安定性だって抜群です。
その前後バランスによって
快適でありながら安心してハイペースで走れるモデルと言えるでしょう。
ここで問題になってくるのが、
「全日本レベルのレースに対応できるのか?」
という事でしょう。
先日の『益田チャレンジャーズステージ』でも味わった様なアタック合戦は
当然の様に起きるでしょう。
そこで即座に反応出来なかったとしたら、かなり辛い展開になるのは目に見えています。
「ROKHで大丈夫?」
なんて声もチラホラ聞こえてきました。
息子はPINARELLO ROKHの走りが大好きです。
しかし、そろそろ考えてあげなくてはいけない時期が来たかもしれません。
全日本選手権に向けて本人が頑張るのは当たり前。
それを支える親も頑張らなければいけない時なのかもしれません。
次期戦闘機はDOGMA2?
いえいえ、あれは私のですから貸しませんよ。(笑)