「今頃こんな記事か!」
とお叱りを頂きそうですが(笑)
7月の誕生石、ルビーのお話。
![IMG_7508](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_7508-320x213.jpg)
鉱物学上はコランダム。
そのコランダムの中の赤色の石のみをルビーと呼んでいます。
コランダムと聞いて
「あれか!」
と思った方はかなりの宝石通。
実はサファイアもコランダムの一種なのです。
ルビーにしてもサファイアにしても、
ほんの少しの不純物が色の変わる原因です。
ルビーの場合はクロムと鉄の含有量で色が決まります。
また産地によって赤の出方が違い
ミャンマーで採れるものが最高品質とされています。
主要産出国タイは褐赤色の色。
アフガニスタン・パキスタン・ベトナム産は
色が明るいものが採れる傾向にあります。
![天然ルビー](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2014/04/d6f3fd7fac8cee2dab7829463881976b-320x240.jpg)
産地によって色は違いますが
色の好みは人それぞれです。
気に入った色のルビーがその人にとっての最高のルビーだと
Emuは考えます。
ジュエリーを楽しむ為に知っておきたい事。
ルビーは一般的に加熱処理されています。
鑑別書には処理を認むという表示がされています。
これはエンハンスメントと呼ばれ
本来その宝石がもっている力を引きだした処理なのです。
元々素質をもっていない石に加熱処理をしたところで
色は変わりません。
いわば宝石のお化粧でしょうか。
一方、トリートメントと呼ばれる処理があります。
全くその力が無い石に処理を加えて
色を替えたり傷を見えなくする処理の事です。
ガラス充填処理・べリリウム拡散処理等がこれに当たります。
鑑別書に記載されている事項にも
しっかり目を通される事をオススメします。
![ルビー](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2014/01/IMG_5368-320x213.jpg)
購入される場合の注意点としまして
ルビーは加熱処理されているものが多いという事を知っておく事。
でも、熱処理された石がダメというわけではありません。
熱処理された事を知った上で納得し、
お買い求めになった場合は騙されたとは思わないですが
知らずに購入して後から処理を知る事が良くないんですね。
お値段があまりにも安いルビーの鑑別書があった場合は
その鑑別書が信用できるか確認する事が大切です。
非加熱(天然由来の色)ルビーも存在します。
しかし、非常に希少性が高く流通量が少ないもの。
それ故にお値段も高額なものが多くなります。
もちろん私たちは熱処理されたルビーも扱っておりますし
非加熱のルビーも扱っております。
ルビーについてご興味がございましたら
吉祥寺に遊びにいらして下さい。
お持ちのルビーを鑑定機関によって鑑別書作成する事も可能です。
お気軽にご相談下さいませ。
吉祥寺中道通り ジュエリーショップ「 design studio Emu 」
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-20-7 プレジオ吉祥寺202
TEL:050-3696-2666
お問い合わせ、ご来店お待ちしております。
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-20-7 プレジオ吉祥寺202
TEL:050-3696-2666
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