ぺリドットです。
8月の誕生石で知られている宝石ですね。
モース硬度は6.5~7.0。
まずまずの硬度ですが、やはり取り扱いには注意が必要な宝石です。
というか、宝石は取り扱いに注意が必要なのです。
優しくしてあげて下さいね。
デリケートな宝石ですが
それを補って余るほどの魅力を持っています。
このぺリドットもそうですね。
明るいイエローイッシュグリーンの輝きは人々を魅了し続けてきました。
暗所でも輝きを放つぺリドットは
“イブニングエメラルド”なんて呼ばれる事もあるそうです。
こちらのリングは3カラットの大粒ぺリドットを使用。
プリンセスカットが華やかさをアップさせていますね。
ブリリアントカットの優雅な輝きとは違う
“プリンセス”の名に相応しい輝きです。
大粒であればあるほど、
そしてスクエアな形状は破損の危険がつきまといます。
ですから石の四隅は爪でしっかりガード。
石の角は一番欠けやすい部分ですから・・・。
爪留めを行う職人さんも技量を問われる作業なんです。
工賃が安いだけの職人さんにはお任せできません。
「当たり前の事を当たり前にやるだけ。」
と、自信を持って言える職人さんだからこそ
私達も安心して加工をお願いできるのです。