94年の歴史に幕を下ろした三鷹跨線人道橋。

1929年(昭和4年)旧鉄道省によって建設された三鷹跨線人道橋。

三鷹車両センターを跨ぐ様に建っています。

その長さはなんと約90メートルもあります。



小学生だった頃の私は鉄分多め。

跨線橋に登れば三鷹車両センターに停車している列車を

上から眺められるという夢の様な場所でした。

もちろん、通常運行している中央線も走り去る様を上から見送る事ができたので

友人と自転車でよく来たものです。



そんな三鷹跨線人道橋も建設から94年が経過。

老朽化が激しく維持管理が難しい状態になりました。



「年内に閉鎖される。」

という噂を聞き、訪問したのは夏でした。

中央線で毎日の様に通っている場所ですが

跨線橋を間近に見たのは何年振りだっただろう。

小学生の頃に通っていた記憶が昨日の事の様に思い出されます。

2023年12月10日に閉鎖。

もう跨線橋に登る事は許されません。



この景色を眺める事もできません。

でも、この場所での思い出はしっかりと残っています。

こうしてブログに記す事で、

より鮮明に私の心に残り続けるでしょう。

 

※画像は2023月8月に撮影したものです。

※三鷹跨線人道橋は2023年12月10日で閉鎖されました。
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