三世代に渡り愛される存在となったダイヤモンド。

本日のジュエリー。



お客さまからお預かりしたダイヤモンドリング。

「母の婚約指輪なんですけど、デザインが古いので使う事ができなくて・・・。」

と、ご相談を頂きました。

“立て爪”と呼ばれるデザインは

私がジュエリーに携わる事になった約30年前でも

既に主流ではなくなっていました。

当時は爪を大きくし

ダイヤモンドをセットする位置も高くするのが流行していて

リング内側に刻まれた日付刻印も

まさにその時代のものでした。

デザインの流行はぐるぐる廻っていて

現在はアンティークジュエリーや

アンティークに寄せたデザインテイストも人気があります。

ですから“立て爪”の様なネオクラシックと呼ばれるデザインも

いつかまた流行する時が来るかもしれません。

とは言うものの、その流行がいつやって来るかはわかりませんし

それまで使わずに保管しておくのも勿体ないですよね。

ならば思いきってリフォームして身に着けて頂いた方が

お母さまにも喜んで頂けるのではと思います。



アンティークな雰囲気が漂うデザインと悩んだ末に決められた

シンプルなデザインのペンダント。

「シンプルなデザインにすれば私だけではなく、娘も使えるかなって思って。」

との事でした。

シンプルなデザインならば年齢はもちろん

ファッションテイストも選ばないので間違いないですね。



フロートセッティングと呼ばれる工法は

従来のフクリン留めとは異なり側面に光を採り入れる窓が存在します。

この窓がダイヤモンドをより明るく、

より美しく見せてくれる効果があるのです。

「これ、本当に母のダイヤモンドですか?綺麗過ぎる!」

というお言葉が全てを物語っていると言えるでしょう。



チェーンは45センチで、

長さ調整可能なタイプをセレクトしています。

ファッションの一部としてジュエリーが存在する以上、

必須と言える機能と言えます。

チェーンの長さが調整できる事で、様々なスタイルに対応できるのです。



先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。

 
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