思い描いていた夢を形にするのが私達の仕事です。

本日のジュエリー。

ダイヤモンドのリングです。

センターストーン

0.781cts.

E

VVS1

Emerald Cut

サイドストーン

0.548cts.

F

VVS2

Emerald Cut

0.483cts.

D

VVS1

Emerald Cut

サイドストーンは2つとも大切なご家族から

ルース(裸石)の状態で受け継がれたもの。

元々はイヤリングとして活躍していたそうですが

金具が破損したのを機に枠から外し

ルースの状態で大切に保管されていたそうです。

「この2つのダイヤモンドを身に着けたいと思っていたのですが、イヤリングは落としてしまいそうで怖いし、ピアスの穴も空いていません。何か良いアイディアはないでしょうか？」

と、メールにてご相談を頂きました。

実際にご来店頂き色々なお話をさせて頂いたところ

お母さまと見ていた雑誌に掲載されていたリングを思い出されました。

「いつかこんな風に出来ると良いね。なんて話していたんです。」

その時に話されていたデザインを再現しました。

センターストーンは美しいサイドストーンに合わせご用意させて頂きました。

カラーやクラリティの文字だけにとらわれず

ダイヤモンドの命である輝きを合わせる事が大切です。

リング枠は匠の技を持ったクラフトマンのハンドメイド。

ダイヤモンドのサイドが3つとも異なりますので既成の枠は使う事が出来ません。

ただ単に形にするのではなく

素材が最高に美しく見える様に作るのが私達流。

小さなジュエリーだからこそこだわりたい部分なのです。

「思い描いていた指輪が目の前にあるなんて夢みたいです。早く母にも見せたい！」

と笑顔でお話して下さった瞬間、

私達も安堵で胸を撫で下ろしました。