お二人にとって「最高」とは何ですか?

本日のジュエリー。



結婚指輪(マリッジリング)です。

「婚約指輪はいらないから、最高の結婚指輪を作ろうよ。」

そんな彼女の言葉から

お二人の結婚指輪探しの旅が始まったそうです。

まず最高の結婚指輪とは何か?

そこから始まりました。

超高級海外ブランドの結婚指輪?

ダイヤモンド等、宝石がたくさん散りばめられた結婚指輪?

貴金属の純度が高い結婚指輪?

「最高」の定義は皆さんそれぞれが持っていらっしゃるので

どれが正解か不正解かは無いでしょう。

お二人の価値観に見合う「最高」で良いのだと思います。

では、お二人の「最高」は何だったのでしょうか?

それは

「ずっと身に着けていられる結婚指輪」

でした。

「そんなの当たり前じゃないの?」

そう思われた方もいらっしゃるでしょう。

ジュエリーに用いられている貴金属(プラチナやゴールド)は

金属とは言うものの、とても柔らかい金属なのです。

ですから、純プラチナや純金ではなく

他の金属との合金とする事で強度を上げているのです。

例えばプラチナ900は9割がプラチナで、残り1割がパラジウムという金属。

K18は7割5分がゴールドで、残り2割5分は銅とシルバーなのです。

合金を用いるだけでなく

鍛造製法を用いる事で強度を上げる方法があります。






地金に火を入れ

叩き

それを何度でも繰り返す事で圧倒的な強度を手に入れる事が出来ます。

それはまるで日本刀を作るかの如く

職人が魂を込めて命を吹き込みます。

一般的なキャスト(鋳造)製法では

溶けた液体状の地金を形に流し込んで作るので気泡が発生し

それが凝固した時にス(地金の中に潜む空洞)となり

強度不足が発生し指輪の変形等に繋がるのです。

その可能性を最大限に下げるのが鍛造製法なのです。

原型があり、形に溶けた地金を流し込むキャスト(鋳造)製法の方が

容易に量産が可能でコストも削減出来ます。

しかし、私達がわざわざ非効率的な鍛造製法を用いるのは

「同じ結婚指輪をずっと、誇りを持って身に着けて頂きたい。」

そう思うからこそなのです。



先日はお忙しいところ

また遠いところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またお会い出来るのを楽しみにしております。
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