婚約指輪のダイヤモンドは最上級グレードでなければいけないんですか？

本日のジュエリー。



婚約指輪（エンゲージリング）です。

0.396cts

F

VVS2

Very Good

一般的に婚約指輪としてオススメされる事が多いＤカラーではありません。

クラリティだって、インターナリーフローレスやＶＶＳ1でもありません。

カット（メイク）もハート＆キューピットやトリプルエクセレントではありません。

しかし、ダイヤモンドの重量（カラット）に注目して下さい。

0.4カラット近くあります。

カラー・クラリティ・カットを最上級グレードにしてしまったら

0.3カラットに満たないダイヤモンドになっていました。

もちろん、クオリティを優先させるか重量（カラット）を優先させるかは

お二人が決める事。

販売する側からすると最上級グレードをオススメしていれば安心なのです。

なんといっても最上級グレードですから。

では、なぜ私達は最上級グレードではないダイヤモンドをオススメ出来るのでしょう？

それは20年以上ダイヤモンドバイヤーとして直接仕入れに携わっているから。

ダイヤモンドを見る目が確かだからこそ

トップグレードでなくても自信を持ってオススメ出来るのです。

特にクラリティは同じグレードであっても内包物の種類や位置によって

見え方（輝き方）が全く違って見える場合があります。

また、カット（メイク）が良ければ必ず素晴らしい輝きを見せてくれるとは限りません。

“4Ｃ”には表れない美しさもあるので、

それを見極められる目があるか否かが重要となってきます。

そして、最終的に判断されるのはお二人の目。

人間の目は正直、嘘はつきません。

じっくり、時間をかけてダイヤモンドを選んで頂きました。

 

そんな美しいダイヤモンドを支えるリングは

ミルククラウンと呼ばれる可愛らしい爪を持ったデザイン。

シンプルながら、しっかりと個性を持ったデザインを選ばれました。

素材はプラチナ900ですから、後々メンテナンスが必要となった時でも安心です。

私達にお任せ下さい。

 

本日はお忙しいところありがとうございました。

趣味のお話で盛り上がり過ぎて、ちょっと反省しています。

でも、これに懲りずまたお付き合い下さいね。

今後とも宜しくお願い致します。