うちの息子、
サイクリストのイメージが強いかもしれませんが
実はチェリストでもあります。
オーケストラで演奏しているわけではなく
学校の部活で活動していますが
親が想像してる以上に真面目に取り組んでいるらしい。
で、そんな息子はサイクリストだからなのかどうかは不明ですが
モノに対するコダワリが異常にあったりします。
所有しているチェロはルーマニア製。
お姉ちゃん(娘)が同じルーマニア製のヴァイオリンを使っているから
という事もありますが
他メーカーのチェロとしっかり弾き比べてから購入しました。
弓も付属のものでは満足できず
杉藤という日本のメーカーさんのものを購入。
弓については後日改めて書こうと思っています。
今日はケースのお話。
チェロ購入時に付属で付いてきたケースはソフトケース。
ソフトと言ってもフニャフニャしてるわけではありません。
強度がありチェロを簡易的に守るならば十分なはず。
でもね、週末には必ず自宅に持ち帰ってきます。
コンクールがあれば、それに伴う移動があります。
大切なチェロですから心配なんでしょう。
サイクリストが飛行機での移動時に
簡易的な輪行袋では心配なのと同じ心境でしょうか?
ネットで調べ
お店で実際に色々とお話しを聞いて悩んでました。
まぁ、楽しい悩みだから良いんでしょうけど。(笑)
ドイツ製とフランス製のものは高級すぎて息子のお小遣いでは
全く手が届きません。
圧倒的に安いのは○国製。
ハードケースって一般的にはグラスファイバー製なのですが
○国製のハードケースはカーボン製のものに手が届きます。
カーボンフレームの自転車に乗る息子ですから
当然ながらカーボン製のハードケースが欲しくなるわけです。
これは完全に病気ですね。(笑)
でもね、○国製のケースは万が一壊れても修理ができないって・・・。
耳を疑いました。
だって、壊れない保障なんてどこにもないんです。
なのに修理が出来ないなんて意味がわかりません。
かといって、
高額なドイツ製やフランス製のハードケースなんて買えません。
で、結論。
made in japan!
東洋楽器さんのハードケースに決まりです。
もちろん、お店の方もイチオシです。
○国製のケース、
このストラップが壊れたら終わりだそうです。
その点、東洋楽器さんならパーツもmade in japanですから安心。
万が一壊れても、しっかり修理できるそうです。
で、実際に操作してみると精度の違いに驚かされます。
○国製のは・・・。(以下、略)
肩掛けの一番負担がかかる金具のつくりも丁寧ですね
重量はメーカーさん公表値が約4kg
でも、実際には4kg切っているそうです。
今まで使っていたソフトケースが5kg以上あった事を考えると
かなりの軽量化。
移動が楽になりますね。
でも、軽量化されたケースは楽器を保護するウレタンのクッションが
必要以上に簡略化されてしまう事が多いみたいですが
東洋楽器さんのはしっかりしたクッションが装備されていました。
楽器を守る事が本来の役割ですから当然といえば当然ですね。
○国製だから品質が低いなんて言いません。
made in japanだから品質が高いなんて言いません。
しかし、東洋楽器さんのハードケースは
made in japanの名に恥じない品質でした。
安いモノには理由があります。
「企業努力で・・・」
と言っても限界があるでしょう。
だからこそ、私達消費者は購入する前にしっかり調べ
実際に販売されているお店に行き
店員さんの話に耳を傾けるべきなのでしょう。
色々な意味で私も勉強になりました。
さて、念願のハードケースを手に入れたので安心したでしょう。
息子よ、心おきなく受験勉強に励んでください。(笑)