それぞれのスペシャリストの素晴らしさを取り入れたハイブリッドジュエリー。

本日のジュエリー。



イニシャルを刻んだペンダントヘッド(ネームタグ)をご注文頂きました。

私達が手掛けるプロダクトは

「hand made in tokyo」という言葉どおり

東京のスペシャリストによるハンドメイドジュエリーがベースになっています。

匠の技を持つそれぞれのスペシャリストが醸し出す

独自の世界観を持つジュエリーは

唯一無二を求めて下さる皆さまから

私達が想像していた以上の評価を頂いております。

しかし、CAD等の機械化を否定している訳ではありません。

例えば今回ご注文頂いたペンダントヘッド(ネームタグ)のデザインは

多くの直線と平面により構成されています。

それに加え、イニシャルのアルファベットと

それを取り巻くラインにはダイヤモンドが入ります。

そのダイヤモンドの上面は留めた状態で

地金の表面から0.2ミリだけ低くするというこだわりがあります。

もちろん匠の技を持つクラフトマンであれば可能な加工ではありますが

難易度が高くいつも以上に慎重な作業を強いられるので

作業時間も膨大になります。

だからこそ、ここは機械化に頼るのが正しい判断と言えるでしょう。

正確無比な精度は機械化が得意とする分野なのです。



こうして形作られたペンダントヘッド(ネームタグ)を

丁寧に研磨する事で命を吹き込みます。

8割程度の仕上げを行い次の工程へ。



 

気が遠くなる程の大量のダイヤモンドの中から厳選。

全てのダイヤモンドのサイズはもちろん

カラー、クラリティ、カット

そして大切な輝きを全て揃えます。

並べて使用するダイヤモンドだからこそ

ちょっとした違いだけでも目立ってしまいます。

オーダーメイドジュエリーだからこそのこだわりは

当たり前ではないのです。



石留めのスペシャリストにより

ダイヤモンドが隙間なく整然と並びました。

ダイヤモンドとダイヤモンドの間隔、

地金表面から0.2ミリ低い位置、

そしてダイヤモンドの向き。

全てが完璧です。

更にこの後、匠の技を持つクラフトマンにより

徹底的に地金表面を磨き込みます。

その姿はまるで鏡の様です。



裏面にはお名前、お誕生日、血液型、緊急連絡先を刻印。

以前、弊社でも展開していたネームタグ同様に

万が一の際でも(お怪我等、あってはならないのですが・・・)

ご家族との連絡がスムーズになるアイテムです。

全ての情報をレーザー刻印機で刻んだ後に

クラフトマンが徹底的に磨き込みます。

機械化の素晴らしい部分と

ハンドメイドの素晴らしい部分を取り入れたハイブリッドジュエリーは

それぞれのスペシャリストが力を合わせ作り上げた作品と言えるでしょう。

見た目だけでなく

本物を求める方にこそ身に着けて頂きたい逸品です。



先日はお忙しいところお越し下さり

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

※ブログはお客さまのご了承を頂いた上で掲載させて頂いております。

 

 
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